実機体感イベントを開催/シュナイダーエレクトリック
フランスに本社を置く電気機器メーカーのシュナイダーエレクトリックの日本法人(東京都港区、白幡晶彦社長)は 10月10日、衛生用品の計数機器などを開発するオリオン機械工業(相模原市緑区、中村允雄社長)と共同で、リニア搬送機などの実機体感イベントを開催した。
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フランスに本社を置く電気機器メーカーのシュナイダーエレクトリックの日本法人(東京都港区、白幡晶彦社長)は 10月10日、衛生用品の計数機器などを開発するオリオン機械工業(相模原市緑区、中村允雄社長)と共同で、リニア搬送機などの実機体感イベントを開催した。
日本ロボット工業会(JARA、会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者<CEO>)は10月24日、2024年第3四半期(7~9月期)の会員ベースの産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第35回は、ロボットのメンテナンス事業に強みを持つシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のTECHNO REACH(テクノリーチ、愛知県長久手市、加藤正己社長)で、ロボットメンテナンスの提案営業などを担当する家頭朋伽さんを紹介する。文系出身で入社1年目の家頭さんは、会社説明会でのロボット操作体験や同社社員の人柄に引かれ、ロボット業界に飛び込んだ。
不二越は12月、協働ロボットの新製品「MZS05」を発売する。同社は高速・軽量な産業用ロボット「MZシリーズ」を展開し、同シリーズをベースに開発した協働ロボット「CMZ05」を2023年3月に発売した。
北川鉄工所といえばFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)業界ではチャックや円テーブル、ロボットハンドが有名だ。今年6月に初めて創業家以外から経営トップに就任した岡野帝男社長は、同社のメインバンクである広島銀行出身で、培った人脈を生かして採用や人材育成に注力する。また、自らを「新しいもの好きで開発型の人間」と評し、開発本部長を兼任することをプレッシャーごと楽しむ。
アルトリスト(東京都調布市、橋田浩一社長)は、食品製造機器や包装、出荷機器を製造する他、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)としてロボットシステムを開発する。橋田社長は「食品工場内の装置をワンストップで設計、製造できるのは、これまで積み上げてきたノウハウがあるからこそ」と語る。
ファナックは新型の教示操作盤を開発したと発表した。17年ぶりの刷新となる。6.4インチ液晶を搭載しており同クラスの液晶を搭載する機種では最軽量の重量750gを実現した。体積を従来比45%削減しつつ、手になじむ形状を採用し、長時間使用時の作業者の負担を軽減。タッチパネルやキーボードの操作性も高め、軍手をしていてもタッチパネルの操作ができる。操作に対する応答速度なども高めた。2025年2月からの出荷を予定する。
協働ロボットが徐々に市場に浸透してきた。現場で稼働する台数ベースではまだまだほんのわずかだろうが、国際ロボット連盟(IFR)が今年9月に発表した「World Robotics(ワールドロボティクス) 2024」によると、2023年の世界の産業用ロボット新規設置台数に占める協働ロボットの比率は約10%となった。
10月16日~19日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで航空宇宙産業の展示会「2024国際航空宇宙展」が開催された。会場には航空機の機体や人工衛星用部品などが並ぶ中、ロボットを活用した自動化提案も見られた。特に、航空宇宙産業に多い大型ワーク(加工などの対象物)の測定や検査を効率化する技術に来場者は関心を寄せた。
環境性にもこだわるファッションブランドCRAFSTO(クラフスト)を運営するヘリテッジ(東京都渋谷区、久保順也最高経営責任者<CEO>)は10月23日、ブリヂストンの社内ベンチャーであるブリヂストンソフトロボティクスベンチャーズと協業し、使用済みのゴム人工筋肉を持ち手に再利用したバッグを開発したと発表した。