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「4つの戦略」で差別化狙う/バイナス 下間篤社長

「より付加価値の高いソリューションをお客さまに提供し、競合他社との差別化を図るため、新たに4つの戦略を打ち立てた」――。そう語るのは、今年1月にシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市)の新社長に就任した下間篤氏だ。同社が今後推進する「4つの戦略」とは一体何か? それぞれの戦略について下間氏に詳しく話を聞いた。

「Skypodシステム」を導入、保管密度は3倍に/パル、アッカ・インターナショナル、Exotec Nihon

パル(大阪市中央区、小路順一社長)、アッカ・インターナショナル(東京都港区、秀洋一社長)、Exotec Nihon(エグゾテックニホン、東京都港区、立脇竜社長)の3社は4月3日に共同で、物流拠点「パルクローゼット・ロボティクス・ソリューション・センター(PRSC)」を開設したと発表した。

[SIerを訪ねてvol.44]画像解析ソフトや自動化パッケージで人手不足を解決/グローバルコネクト

グローバルコネクト(神奈川県厚木市、高木宏昌社長)は、幅広い分野で自動化システムを手掛けるシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。画像解析ソフトウエアを自社開発しており、ロボットで部品を組み立てながら取り付け位置などを検査できるシステムを構築した。パッケージ化した溶接や研磨の自動化システムも販売しており、現場の自動化を支援して人手不足の解決に貢献する。

[SIerを訪ねてvol.43]四国をロボットが活躍する地に/港産業

港産業(徳島市川内町、港正祥社長)は、技術商社とシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の2つの顔を持つ。四国一帯を商圏とし、医薬品や製紙、自動車部品産業など四国で盛んな業種に合わせた自動化システムを提案するのが特徴だ。オートメーションカンパニーDX推進部ロボット課の金田雅哉課長は「『人口あたりで一番ロボットが使われているのは四国だよね』と全国から評価されるように、四国の他のSIerとも協力して自動化を推進したい」と意気込む。

5年ぶりの自社展で自動化を提案、95社が出展/五誠機械産業

五誠機械産業(佐賀市、川島晃会長)は5年ぶりの展示会「スマイルフェア45」を3月8日、9日の2日間、本社と本社に隣接する九州ロボットセンターで開催した。今回から新たに九州ロボットセンターの2階も展示フロアとして使うことで、展示規模を広げた。産業用ロボットメーカーや工作機械メーカーなど95社が出展した。さまざまメーカーの自動化提案が見られるとあって、九州地方の顧客を中心に2日間で約700人が来場した。

売上収益が過去最高、24年後半の動きに備える/安川電機

安川電機は4月5日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2024年2月期(23年3月~24年2月)の決算を発表した。国際財務報告基準(IFRS)を適用しており、売上高に当たる売上収益は前年同期比3.5%増の5756億5800万円、営業利益は同3.0%減の662億2500万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は2.1%減の506億8700万円となった。生産が正常化したことで受注残を解消でき、売上収益は過去最高を更新したが、退職年金制度の変更や遊休不動産の売却なども影響し減益となった。

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