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[特集MECT2021 vol.4]工作機械とロボット、どう組み合わせる?

工作機械や工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)の展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2021」。「特集vol.4」からは、会場で見つけた自動化・ロボット提案を紹介する。同展では会場内の至る所で、工作機械とロボットを組み合わせた展示を見ることができる。自走式や手押し台車に乗せたロボットアーム、ロボットを上に載せた機械など、さまざまな自動化の方法が提案されている。

[特集MECT2021 vol.3]MECTついに開幕 熱い4日間始まる

メカトロテックジャパン(MECT)2021が本日、ついに幕を開けた。開会式では経済産業省製造局産業機械課の安田篤課長や、出展者代表でオークマの家城淳社長らが登壇し、FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)業界では2年ぶりのリアル展示会となったMECTへの期待を語った。日本工作機械工業会(日工会)会長の稲葉善治ファナック会長は「日本のものづくりの中心地の中部地方で2年ぶりのリアル展が開催される。出展者と来場者の架け橋になるよう業界を挙げて一緒に盛り上げたい。新しい『ものづくり』と『ことづくり』を提案したい」と今回展への意気込みを話した。

ベンチャーの最新搬送ロボに脚光/国際物流総合展

10月13日~15日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟で物流関連の専門展「国際物流総合展 第2回INNOVATION EXPO(イノベーションエキスポ)」が開かれた。会場内にはロボット・自動化関連の製品が多数展示され、特にベンチャー企業の無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)が大きな注目を集めた。

独自コンセプトの生産ラインを公開/日産自動車

日産自動車は10月8日、同社の自動車生産のコンセプトである「ニッサン・インテリジェント・ファクトリー」を導入した栃木工場の生産ラインを初公開した。同コンセプトは①未来のクルマを作る技術②匠の技で育つロボット③人とロボットの共生④ゼロエミッション化(製造現場から出る廃棄物をなくす取り組み)生産システム――を柱とする。

特売品積み付けを自動化するパッケージを販売開始/Mujin

Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は10月6日、特売品積み付け作業を自動化する「MujinRobot(ムジンロボット)特売品積み付けパッケージ」の販売を開始した。同パッケージは、知能ロボット「ムジンロボットパレタイザー」、無人搬送車(AGV)、倉庫制御システム(WCS)で構成される。

[特集MECT2021 vol.2]最新のロボット展示が目白押し

「メカトロテックジャパン(MECT)2021」は工作機械がメインの展示会だが、ロボット関連の出展も多い。主催者による特設展示ゾーンでは川崎重工業や安川電機、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)などが最先端のロボットシステムを展示。ファナックなどのロボットメーカーや、ロボットの周辺機器を製造するメーカー、ロボット関連の製品を扱う商社も多数出展する。

簡単操作のシステムで作業効率向上/NEC

NECは10月1日、タブレットの画面上で運びたい物を指定するだけで、物の位置情報がロボットに伝わるユーザーインターフェース(UI)を開発したと発表した。このUIに、同社独自の人工知能(AI)「目標指向タスクプランニング」を組み合わせることで、初心者でも複数のロボットを同時に遠隔操作してピック・アンド・プレース作業ができるようになる。目標指向タスクプランニングは、作業目標を指示するだけで、ティーチング(動作を覚えさせること)なしで「指定した物を指定のトレーに運ぶ」といった作業を自動で実行するAI。

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