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AI・IoTシステムに適したカメラユニット発売/アプトポッド

アプトポッド(東京都新宿区、坂元淳一社長)は2月7日、小型軽量のカメラユニット「EDGEPLANT(エッジプラント)EP1-VM01A」を発売すると発表した。温度耐性、電磁ノイズ耐性などに優れ、ロボットシステムや各種産業機械システム、自動車などへの搭載に適する。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)システム向けのコンピュータ「EDGEPLANT T1」と組み合わせて使用できる。

AGVが工場の点検作業を/ブルーイノベーション

ブルーイノベーション(東京都文京区、熊田貴之社長)は2月7日、工場をロボットが自動で巡回し、点検・保守業務を効率化する自動巡回点検ソリューション「BEPサーベイランス」を開発したと発表した。BEPサーベイランスは、次世代通信規格(5G)端末や360度カメラ、マイク、センサーを搭載した複数の無人搬送車(AGV)を工場や倉庫などに定期的に巡回させ、これまでは人がしたきた点検作業を自動化する。また、AGVで撮影した設備の稼働状況や計器の数値をクラウド上で管理・データ化し、レポートを作成できる。

[注目製品PickUp! vol.38]システム立ち上げから稼働までをシンプルに【後編】/伊東電機「id-PAC」

モーター内蔵のローラー「パワーモーラ」は、伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)の他の製品にも多く使われるコア製品だ。「id-PAC(パック)」も、パワーモーラをベースに生み出された。新型コロナウイルス禍によりインターネット通販が急拡大する中で、短期間で導入できる点が評価され、id-パックは物流業界からも注目を浴びる。2020年に立ち上げたショールームや展示会への出展を通じて拡販に取り組む。

[注目製品PickUp! vol.38]システム立ち上げから稼働までをシンプルに【前編】/伊東電機「id-PAC」

今回取り上げるのは、伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)のモジュール式ローラーコンベヤー「id-PAC(パック)」。モーター内蔵のローラー「パワーモーラ」をベースにしたマテリアルハンドリング(マテハン)機器だ。さまざまな機能別のモジュール(自在に組み合わせられるユニット)を開発し、それらを組み合わせて搬送路を構築する。システムを標準化することで、設置後の現場での調整を不要にし、並べてつなぐだけで稼働できるシンプルさを実現した。

産ロボや各種設備の保全技術者の育成を強化/日研トータルソーシング

技術者派遣事業を手掛ける日研トータルソーシング(東京都大田区、清水浩二社長)は2月4日、産業用ロボットやマテハン設備、各種製造装置などの保全技術者を育成する施設「関東テクノセンター」を開設したと発表した。場所は、相模原市中央区の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」内。工場で使われる製造設備の他、自動化・効率化が進む物流向け設備の保全エンジニアの育成にも注力していく方針だ。

搬送ロボットの安全性と高効率を両立/NEC

NECは1月27日、搬送ロボットの安全で高効率な稼働を実現する制御技術を開発したと発表した。搬送ロボットが自律的に判断し、作業者や床上の物品などの障害物がなくリスクが低い場所では最短距離を高速走行し、リスクが高い場所では確実に回避できる経路を低速走行する。2023年度に実用化予定で、自社の搬送ロボットに搭載する。

相次ぐ新規参入、AI×ロボットで抜群の汎用性【後編】/日栄機工

「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、後編では日栄機工(愛知県豊田市、川元敦史社長)が販売するドイツNEURA ROBOTICS(ニウラロボティクス)のAIロボットを取り上げる。

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