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今年度最初のSIer’s Dayを兵庫県で開催/日本ロボットシステムインテグレータ協会

日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は5月22日、神戸市の兵庫県民会館で「SIer’s Day in 近畿(ひょうご五国)」を開催した。SIer’s Dayはシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)間や、SIerとロボットメーカー、ユーザーが交流を図るイベント。今回が今年度最初のSIer’s Dayで、兵庫県で開催されるのは初めて。約100人が参加した。

[連載・RTJをもっと知ろう vol.4]【ウェブ限定】注目の展示をもっと紹介。同カテゴリーにも垣間見える多様性

ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024公式サイトと「robot digest(ロボットダイジェスト)」「月刊生産財マーケティング」の2つの公式メディアが連動して記事を掲載する本連載。前回は、出展製品から注目の展示をピックアップした。今回は、公式サイトとロボットダイジェスト限定で枠を拡大し、注目の展示をさらに紹介する。お題は「協働ロボット」「ロボットハンド」「無人搬送車(AGV)/自律走行型ロボット(AMR)/無人搬送フォークリフト(AGF)」「人工知能(AI)」と前回同様だが、同じカテゴリーの中にも国籍や用途など多様性が垣間見える。

プライベートショーで最新の自動化システムを初公開/ブラザー工業

ブラザー工業は5月28日、愛知県刈谷市の刈谷工場内の工作機械ショールーム「ブラザーテクノロジーセンター」でプライベートショー(PS)を開催し、5軸仕様の複合加工機「M200Xd1-5AX」「M300Xd1-5AX」専用の自動化パッケージシステム「RC-7」を初公開した。会場には販売店や代理店の他、工作機械ユーザーなど約200人が来場した。

小型ロボット発売、シミュレーションアプリで導入支援/オリエンタルモーター

精密小型モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は5月30日、ロボットとモーター、モーター用ドライバーの新製品を発表した。多関節ロボットアーム「OVRシリーズ」は、水平多関節(スカラ)ロボットと垂直多関節ロボットをラインアップしており、同社のロボットコントローラーで簡単に制御できる。OVRシリーズの導入前のシミュレーションができるスマートフォン(スマホ)用アプリ「MRC Reality(リアリティー)」などと合わせ、顧客の自動化を支援する。

サービスが競争力の源泉に/スギノマシン

スギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は自動化装置の導入をサポートする「自動化コンサルティングサービス」を中小企業向けに提供する。「今やサービスは生産設備の機能の一つといえるほどに必要不可欠な存在。またサービスの差別化は競争力の源泉にもなり得る」と杉野岳副社長は語る。工程の自動化だけでなく、生産管理システムも提供し、工場全体の効率化もサポートする。

川崎重工の橋本社長が新会長に、24年受注額は8600億円からの上振れを期待/日本ロボット工業会

 日本ロボット工業会は5月31日、都内ホテルで通常総会を開催した。今年度の事業計画の承認や役員の改選を行い、新会長に川崎重工業の橋本康彦社長兼最高経営責任者(CEO)、副会長に安川電機の小川昌寛社長、三明機工(静岡市清水区)の久保田和雄社長、スター精機(愛知県大口町)の塩谷陽一社長、ヤマハ発動機の太田裕之上席執行役員をそれぞれ選任した。

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