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[特集 2023国際ロボット展vol.10]多彩なソリューションを提案/併催ゾーン

2023国際ロボット展(iREX2023)は併催企画ゾーンとして物流現場の自動化に貢献するマテリアルハンドリング(マテハン)機器を展示する「物流システム・ロボットゾーン」と、部品を供給する作業を自動化、省力化するパーツフィーダーなどを展示する「部品供給装置ゾーン」を設ける。部品供給装置ゾーンを主催する日本部品供給装置工業会の平井元専務理事は「前回展は引き合いが多く、手応えを非常に感じた」と振り返る。このコーナーでは併催企画ゾーンの概要や出展企業などを紹介する。

内覧会で協働ロボットシステムの新製品を発表/オークマ

大手工作機械メーカーのオークマは11月14日~17日の4日間、創業125周年を記念した内覧会「オークママシンフェア(OMF)2023」を愛知県大口町の本社で開催した。計25台の工作機械や多彩な自動化ソリューションが展示されたが、中でも注目を集めたのは移動式の協働ロボットシステムの新製品「OMR20」だった。

[特集 2023国際ロボット展vol.9]周辺機器は使いやすく、安全に/ロボット周辺機器

生産現場の自動化は、ロボット単体では実現しない。ワーク(対象物)の把持にはロボットハンドが、認識や測定には3Dカメラが必要など、周辺機器があって初めて生産工程をロボットに置き換えられる。2023国際ロボット展(iREX2023)では多様化するワークに対応すべく、出展者各社は認識精度を高めたカメラやより使いやすいハンドなど最新製品をアピールする。それに加え、ユーザーが安心してロボットを導入できるよう、安全性や環境性能を意識した製品も多い。

[特集 2023国際ロボット展vol.8]自慢のパッケージ製品を披露/マシンテンディング

2023国際ロボット展(iREX2023)に出展するのは、ロボットメーカーだけではない。工作機械メーカーや測定機器メーカー、機械商社などもブースを構える。自社製品のオプションとして注力する自動化のパッケージ製品などを中心に展示する。産業用ロボットや制御機器、制御ソフトウエアなどを一体で提供する。そのため、産業用ロボットの扱いに不慣れな初心者でも使いやすいように構築されたシステムが多く、ロボットを初めて導入する「第一歩」に向く。

最大可搬が10kgの双腕協働ロボット「RIDRSシリーズ」を発売/芝浦機械

芝浦機械は10月31日、双腕の協働ロボット「RIDRS(ライダース)シリーズ」を発売した。今回発売したのは、ヒト型の「RIDRS-H」とスカラロボットベースの「RIDRS-S」の2機種。ともに可搬質量は片腕で6kg、両腕で10kg。双腕としたことで、片方のアームで製品を持ったり、押さえて固定しながら、もう片方のアームで各種作業ができる。

[特集 2023国際ロボット展vol.7]トレンドは「ソリューション提案」/ロボットメーカー

2023国際ロボット展(iREX2023)の見どころは何と言っても、ロボットメーカー各社の最新の自動化提案だろう。ロボット業界のトレンドの一つに「ソリューション提案」があり、最近はロボットの単体売りから周辺機器やデジタル技術などと組み合わせたソリューションへと提案の軸足を移すメーカーも増えている。今回展でも主要各社による最新のソリューションを間近で体感できるはずだ。

物流業界の課題解決を推進する共創プログラム「Techrum」に参画/eve autonomy

ヤマハ発動機と自動運転ソフトウエアの開発を手掛けるティアフォー(名古屋市中村区、加藤真平社長)の共同出資会社eve autonomy(イヴオートノミー、静岡県袋井市、星野亮介社長)は11月14日、物流業界の課題解決を推進するために野村不動産が立ち上げた企業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」にパートナー企業として参画すると発表した。

実績2万件以上の大手SIerが“リモート化”に見出した価値/リモートロボティクス×豊電子工業

「ロボットのリモート操作はまだ根付いていないが、人手不足を解消できる手段の一つだと気付いてもらえれば、今後は必ず需要が出てくる」と豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)の成瀬雅輝常務執行役員は力強く語る。豊電子工業は、ロボットの遠隔操作サービスを普及させるため、今年6月にリモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)とのパートナー契約「Remolink Partners(リモリンクパートナーズ)」を結んだ。

[特集 2023国際ロボット展vol.6]協働ロボットでも高速、高精度を/不二越 越野敦 部長

不二越は高速、高精度なロボットを活用し、多様な自動化ソリューションを提案する。産業用ロボット「MZシリーズ」を改良し性能を高めた「MZ Fシリーズ」をベースに、ユーザーのニーズに合わせた製品のラインアップを広げている。2023国際ロボット展(iREX2023)では今後の需要拡大を見込む協働ロボットを中心に、生産性の高い自動化デモを披露する。省スペースで複雑な作業の自動化を実現し、生産現場でのロボットのさらなる普及を狙う。

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