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AI搭載の廃棄物選別ロボットを加山興業が導入/FUJI

FUJIは9月26日、同社の廃棄物選別ロボット「R-PLUS(アールプラス)」が加山興業(名古屋市熱田区、加山順一郎社長)の産業廃棄物中間処理施設に導入されることが決定したと発表した。稼働開始は2025年2月の予定で、愛知県豊川市内の千両リサイクルプラントと市田リサイクルプラントの2カ所に導入される。

[エディターズノートvol.7]夢から現実へ

9月中旬に東京で開かれた「国際物流総合展2024」の取材を、今年は後輩に任せた。同じ日程で米国イリノイ州のシカゴで開かれていた展示会を取材するためだ。その展示会はシカゴショーとも呼ばれる「IMTS(米国国際製造技術展)2024」。金属加工に使う工作機械がメインの展示会だが、ロボットの展示も少なくなかった。

ロボとAIの自律判断も! 日立が「未来の工場」見せる

日立製作所グループで最大規模のイベント「日立ソーシャルイノベーションフォーラム2024ジャパン」が9月4日と5日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催された。製造業や物流関連では、ロボット関連技術や現実とデジタル(仮想空間)の設備が同期して連動するデジタルツイン技術、人工知能(AI)の活用などを披露した。

[ロボットが活躍する現場vol.39]「センサー×協働ロボ」で加工精度を安定/メトロール

センサーメーカーのメトロール(東京都立川市、松橋卓司社長)は、工作機械のマシニングセンタ(MC)と協働ロボットを組み合わせて、センサーのきょう体の部品加工を自動化した。自社のセンサーを複数使い、自動化システムと連携させて、部品の加工精度を安定させた。松橋社長は「人手不足が進む中、作業者は繰り返し作業でなく、付加価値の高い業務を担うべき。センサーを駆使すれば、MCの加工精度を担保できるという実例を社内に作りたかった」と構築の狙いを明かす。

[ショールーム探訪vol.29]三品産業に自動化を/ブイ・アール・テクノセンター「岐阜県ロボットSIセンター」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第29回は、岐阜県や製造業関連の民間企業などが共同出資で設立した「第三セクター」のブイ・アール・テクノセンター(岐阜県各務原市、松原正隆社長)が運営する「岐阜県ロボットSIセンター」を訪問した。地域産業の高度化を使命に掲げる同社は、食品、医薬品、化粧品の三品産業をはじめとしたロボットの未活用領域をターゲットに、産業用ロボットを使った自動化システムを提案する。

[国際物流総合展2024 vol.1]全体の統合制御をデジタルで簡単に/ダイフク、IHI物流産業システム、Mujin、伊東電機、YE DIGITAL

9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。「持続可能な道、物流の明日を育む」をテーマに、580社・団体が出展し、4日間で合計8万4193人が来場した。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。多くの出展者が焦点を当てたのは統合制御に向けたデジタル技術だ。マテリアルハンドリング(マテハン)の大手メーカーなどは、物流現場全体を統合制御して高度な自動化を実現する技術を提案した。

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