2026.01.22
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ヒューマノイド向けの遊星ギアアクチュエーターを開発/シェフラー

 ドイツの軸受けメーカー、シェフラーは1月6日~9日まで米国ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES」で、ヒューマノイド(ヒト型)ロボット向けの遊星ギアアクチュエーターを発表した。

 遊星ギアアクチュエーターは2段遊星ギアボックスと電動モーター、エンコーダー、コントローラーを一体化した構造で、コンパクトながらも高出力を発揮する。熱安定性が高く、60 Nm(ニュートンメートル)~250Nmまでの広いトルク範囲を持つ。また、バックドライバビリティー(逆駆動性)を低くして外力への耐久性を高めており、駆動部分の意図しない逆回転を防げる。これにより、トルクの高い伝達性を維持しつつ、ロボットの精密な動作と連続運転を実現する。

 遊星ギアアクチュエーターの全ての構成部品を完全内製化することで、高品質を維持できるのが同社の強みだ。最高執行責任者(COO)でヒューマノイド関連事業の担当者であるアンドレアス・シック氏は「わが社は急成長するヒューマノイドロボティクス市場で中核的存在を目指す。数十年にわたる製造ノウハウを基に、最小限のリードタイムで高品質な製品を量産できる体制を整えている」と述べる。

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