協働ロボットシリーズに12㎏可搬タイプを追加/不二越
不二越は7月31日、協働ロボット「CMZ12」を発売すると発表した。昨年8月に発売した5kg可搬の小型協働ロボット「CMZ05」が持つ高速性や動作精度、安全性はそのままに、最大可搬質量を12kgに拡大した。ロボットアームの最大リーチ長は1214mm。オープン価格で、年間2400台の販売を目指す。
CMZ12は軽量で高剛性な設計により、協働時は毎秒1000mm、非協働時は毎秒3000mmの最高動作速度を実現した。人の手や指が挟まれるリスクを最小化する形状設計と複数の接触監視機能で安全性も確保した。また、ロボットアームの手首部分に中空構造を採用し、手首回りの配線や配管の引き回しを不要にした。「IP67」相当の高い防水、防じん性能を標準装備しており、水滴や粉じんが飛散する環境にも対応できる。
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