生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2023.06.12

[特集 工場物流を刷新せよ!vol.8]現場の省人化・省力化を後押し、各社の一押し製品①

製造現場や物流現場では、労働力不足や重量物を取り扱う際に作業者に大きな負担がかかるなど、多くの課題がある。マテハンメーカーは、これらの課題の解決につながる自動倉庫システムや自動搬送システム、無人搬送車(AGV)などを提案する。搬送指示を出しやすい自動倉庫や位置精度に優れる搬送システム、搬送路設定の簡易なソフトウエアなど各製品の強みはバラエティーに富む。このコーナーでは全3回に分けて、マテハンメーカー15社の最新製品や一押し機種を取り上げる。今回はその中でも、自動倉庫や自動搬送システムを紹介する。

倉庫の処理速度を最大5倍に向上/EXOTEC NIHON

自動倉庫システム
「Skypod(スカイポッド)システム」


 3次元立体走行自動搬送ロボット「Skypod(スカイポッド)」の最大可搬質量は30kg。保管ラックを自動で昇降して商材を取り出し、ピッカーの元へ搬送する。高密度な保管とスピードを両立し、倉庫の処理速度は最大5倍に向上。倉庫スペースとビジネスニーズに合わせて最適化できる高い柔軟性と拡張性を兼ね備える。日本国内ではすでにユニクロとヨドバシカメラが採用している。

出し入れ指示をパソコンで簡略化/ダイフク

自動倉庫システム
「コンパクトシステム」


 工場の生産ラインから搬送される完成品を出荷時まで一時保管することで、人手を介さずに生産ラインの滞留を防げる自動倉庫システム。生産工程に活用すれば、原材料や工程間の仕掛品などの一時保管ができ、必要なタイミングで効率的に供給できる。荷物の出し入れの指示はパソコンでするため、先入れ先出し管理や順列出庫も容易で、人力では難しい複雑な運用管理にも対応可能。

ロボットの動作をリアルタイムで生成/Mujin

ケース搬送システム
「多品種ケースハンドリングシステム」


 知能ロボットとAGVを連携させ、サイズや形状、ふた付きの有無が多種多様なコンテナや段ボールケースの搬送、積み降ろし、積み付け、棚入れを最適なタイミングで実行するシステム。独自のロボット知能化技術で、事前の教示なしにロボットのリアルタイム動作生成や、AGVとのシームレスな連携ができる。ソフトでシステム全体の稼働状況を遠隔でも確認でき、予期せぬトラブルの発生でも状況を把握しやすくなる。

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