[ショールーム探訪vol.2]幅広いメーカーの協働ロボット、AGVが一堂に【前編】/オリックス・レンテック「Tokyo Robot Lab.」
国内外のメーカーがそろう
オリックスの100%子会社のオリックス・レンテックは、ロボットだけでなく電子計測器や情報通信(ICT)関連機器、ドローンや3Dプリンターなどさまざまな製品の貸与サービスを手掛けるレンタル会社だ。各種機器のメンテナンスや電子計測器の校正をする東京技術センターの一角に、ロボットのショールーム「トーキョー・ロボット・ラボ」は ある。
最寄り駅はJR横浜線の成瀬駅だが、複数路線を利用できる町田駅や長津田駅からも近い。今回は新宿から小田急小田原線の快速急行に乗り、町田駅からタクシーで向かうことにした。Yahoo(ヤフー)地図によると、町田駅から同ラボまでは車で9分。昼過ぎなら問題ないが、朝夕は混む道路に面しているので、時間帯によっては少し余裕を持って向かった方が良いだろう。
技術センターに到着し、ラボに入ると、さまざまな協働ロボットが目に飛び込んできた。
入り口を入って左側にはユニバーサルロボット(UR)の「UR eシリーズ」やデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)の 「COBOTTA(コボッタ)」、ABBの「YuMi(ユーミィ)」、ファナックの「CRXシリーズ」、安川電機の「MOTOMAN(モートマン)-HCシリーズ」が並ぶ。右側にはオムロンが販売する「TMシリーズ」があった。
訪問時に展示されていた協働ロボットは6メーカーの計7台。貸し出し状況で一部変動するものの、最新型の協働ロボットを中心に常に多数の製品を展示している。