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2021.06.01

新たなロボット専門展、2022年6月に愛知で/ニュースダイジェスト社、愛知県機械工具商業協同組合

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)2022のロゴマーク

 ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)は6月1日、愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、理事長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)との共催で、産業用ロボットと自動化システムの専門展示会「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)2022」を初開催すると発表した。
 2022年6月30日~7月2日の3日間、愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)で開催する。

 ロボットの本体や周辺機器、その他自動化システムのメーカー、商社などが出展の対象。また、ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が出展するための専用ゾーンも設ける。ロボット導入を考える各種製造業や、物流事業者などの来場を見込む。200社・800小間の規模で目標来場者数は3万人。

 同展は20年7月に182社・888小間の規模で初開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止した。自動化に高い関心を持つ中部地方の来場者向けに、改めて新たな自動化技術を訴求する機会を創出する。出展募集は2021年9月1日(水)に開始する。

 樋口社長は「生産現場や物流拠点など幅広い場所でロボットのニーズが高まっている。ものづくりの中心地である愛知県で産業用ロボットと自動化システムに特化した展示会を開くことで、普及の一助になれば」と話す。

 ニュースダイジェスト社と愛機工は西暦奇数年に、奇数年としては国内最大級のFA(ファクトリーオートメーション=工場の自動化)展示会「メカトロテックジャパン(MECT)」を開催している。通算17回目となった2019年展では、477社・団体(1941小間)の開催規模で9万244人の来場者を集めた。

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