ノルウェーに本社を置くオートストアは10月27日、自動倉庫「オートストア」の処理能力を高める制御ソフトウエア「Router(ラウター)」を開発したと発表した。オートストアのオプションとして提供する。
オートストアは、上から垂直にコンテナを出し入れする構造の自動倉庫だ。棚と棚の間の通路が不要になるため、同じ面積で従来の棚や自動倉庫より多くの荷物を収納できる。
コンテナの出し入れは収納スペースの上を走行するロボットが担う。ロボットの数を増やせば入出庫の処理能力を高められる。
しかし、従来のソフトで100台以上のロボットを制御すると、最も効率的な走行ルートの割り出しなどが困難になり、ロボットの台数と処理能力が比例していなかった。この課題を解決したのがラウターだ。
ラウターを使用すれば、100台以上のロボットを導入しても、台数に応じて処理能力を高められる。
「オートストアは収納量や処理能力を柔軟に拡張できる自動倉庫。ラウターができたことで、より大規模な施設や高い処理能力が求められる流通センターにも対応しやすくなった。オートストアは日本でも既に40システム以上の実績があるが、販売をさらに加速させたい」とカール・ヨハン・ライアー最高経営責任者(CEO)は述べた。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
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