ファナック協働ロボ用の吸着ハンドを発売/ピアブ・ジャパン
スウェーデンに本社のある真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は6月、吸着ハンド「piCOBOT(パイコボット)」のファナック製協働ロボット用を発売した。
パイコボットは、真空ポンプユニットと吸着パッドの組み合わせ。吸着パッドを取り換えることで、さまざまな対象物に対応する。ロボット本体に合わせた設定の調整を自動でする機能を備えており、簡単に導入できる。
今回、ファナックの協働ロボット「CR4」と「CR7」でも、簡単に設定ができるようになった。ファナック用パイコボットの特別パッケージでは、設定用ソフトウエアを記録したUSBメモリーやロボットへの装着部品、専用ケーブル、圧縮エアホースが付属する。
デンマークのユニバーサルロボットや安川電機の協働ロボット向けパイコボットは発売済み。ピアブ・ジャパンによると「パイコボットは日本国内の主要なロボットメーカー全てに対応できる」という。
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