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特集・トピックス

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新型NEXTAGEの研究機関向けを発売/カワダロボティクス

カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は9月1日、研究用の人型ロボット「NEXTAGE Fillie OPEN(ネクステージ・フィリー・オープン)を発売したと発表した。今年3月に発売した「ネクステージフィリー」を、大学・研究機関向けにした製品だ。ネクステージフィリーは「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」「親しみやすいデザイン」の3つを重視して開発した人型ロボット。今回発売した研究用途バージョンでは、大学などで使われるオープンソースのロボット用ミドルウエア(ROS)に対応した。

中国AgileX Roboticsの正規代理店に/デプトシー

インフラ設備の点検・調査の自動化などを手掛けるデプトシー(東京都葛飾区、関根弘典社長)は8月26日、中国・深センのAgileX Roboticsの正規販売代理店になったと発表した。AgileXは無人搬送車(AGV)などを製造する企業で、スロープや階段を移動できる製品もラインアップする。屋外使用が可能なモデルも多く、建屋間の移動などもできる。協働ロボットアームを搭載したモデルもそろえる。

バリ取りエキスパートによる自動化相談会/さがみはらロボット導入支援センター

さがみはら産業創造センター(相模原市緑区、橋元雅敏社長)が運営する「さがみはらロボット導入支援センター」は10月4日、「“バリ友” 募集! バリ取りエキスパート集団による自動化相談会」を開催する。バリ取りのエキスパートが講師となり、バリに関するセミナーやバリ取りロボットの実演、希望者に対する個別相談などを実施する。

SDGsがテーマのPSを大阪で開催/ストーブリ

スイスに本社を置く産業用ロボットメーカーのストーブリは8月25、26日の2日間、大阪市北区の東梅田ショールームでプライベートショー(PS)「STAUBLI eXPO 2022 Summer(ストーブリエキスポ2022サマー)」を開催した。無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)の給電に使える電気コネクターを中心に、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に貢献する製品を出展。他にも、産業用ロボットを使ったフードロス対策などをテーマにしたセミナーも実施した。

中国シャオミが人型ロボットを発表

スマートフォンの製造などで知られる中国シャオミは8月11日、同社初の人型ロボット「CyberOne(サイバーワン)」を発表した。昨年発表した4足歩行ロボット「CyberDog(サイバードッグ)」に続くサイバーシリーズの製品で、身長は177cm、体重は52kg。上半身だけでなく下半身も人型で、2本の足で歩行する。21の動作軸を備え、人間の動作をそのまま模倣できる。片手で1.5kgまでの重量を支えることが可能。人間のジェスチャーを認識でき、人の音声なども認識できる。

ビジョンを活用した協働ロボのティーチレスシステムを開発開始/iCOM技研

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は8月、ティーチングレス協働ロボットシステムの試作開発を開始したと発表した。ビジョンセンサーからの情報をフィードバックすることで、細かく教示作業(ティーチング)をしなくてもロボットを使えるようにする。

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