生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

注目製品PICK UP!

RECENT POSTS

[注目製品PickUp! Vol.42]小型・薄型はマブチのお家芸/マブチモーター「移動体(AGV・AMRなど)用モーター 」

マブチモーターが無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)に適した移動体用モーターの提案に注力し始めた。既に発売済みの「IS-94BZC」に加え、新たにより小型軽量で軽可搬向けの「IS-74BZA」と、高出力で高可搬向けの「IS-B5BZA」を開発し、それぞれ今年の夏と冬に発売する。「競合製品よりも小型、軽量で、コストパフォーマンスにも優れる。防水構造で屋外でも使え、AGVやAMR用モーターの決定版を目指した」とライフ・インダストリー事業部の宮島祐介副事業部長は自信を見せる。

[注目製品PickUp! Vol.41]メカ式でツール交換がシンプルに/イマオコーポレーション「SMARTSHIFT ロボットシステム」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、イマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)が取り扱う協働ロボット向けのツールチェンジャー「SMARTSHIFT ロボットシステム」を紹介する。協働ロボットの動きだけでエンドエフェクターを交換できるメカ式のロック機構を採用したのが特徴だ。エアや電気が不要なため、シンプルで導入しやすい。

[注目製品PickUp! vol.40]自作のようなロボットアーム/オリムベクスタ「OVR350K1」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、オリムベクスタ(東京都台東区、木方敬社長)が昨年末に発売した小型の垂直多関節ロボットアーム「OVR350K1」を取り上げる。モーターが共通する製品なら単軸ロボットから5軸のOVR350K1に至るまで、全て同じコントローラーで制御できるなど使い勝手の良さが特徴だ。自作ロボットを検討する顧客にも「ちょうどいい」スペックで、「導入しやすく、業種を問わず幅広い需要があり、潜在需要は非常に大きい」とみる。

[注目製品PickUp! vol.39]協働ロボの安全性確保/エクセル「CoboSafe」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、エクセル(さいたま市中央区、富樫昌之社長)が扱うドイツGTEの協働ロボット向けの衝撃力測定システム「CoboSafe(コボセーフ)」を取り上げる。協働ロボットは安全性が高いとはいえ、潜在的なリスクはある。衝撃力測定システムは、リスクアセスメント(リスクの確認や評価、対処)に重要な装置だ。協働ロボットの存在感が増す日本の工場で、安全性確保に貢献する。

[注目製品PickUp! vol.38]システム立ち上げから稼働までをシンプルに【後編】/伊東電機「id-PAC」

モーター内蔵のローラー「パワーモーラ」は、伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)の他の製品にも多く使われるコア製品だ。「id-PAC(パック)」も、パワーモーラをベースに生み出された。新型コロナウイルス禍によりインターネット通販が急拡大する中で、短期間で導入できる点が評価され、id-パックは物流業界からも注目を浴びる。2020年に立ち上げたショールームや展示会への出展を通じて拡販に取り組む。

[注目製品PickUp! vol.38]システム立ち上げから稼働までをシンプルに【前編】/伊東電機「id-PAC」

今回取り上げるのは、伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)のモジュール式ローラーコンベヤー「id-PAC(パック)」。モーター内蔵のローラー「パワーモーラ」をベースにしたマテリアルハンドリング(マテハン)機器だ。さまざまな機能別のモジュール(自在に組み合わせられるユニット)を開発し、それらを組み合わせて搬送路を構築する。システムを標準化することで、設置後の現場での調整を不要にし、並べてつなぐだけで稼働できるシンプルさを実現した。

[注目製品PickUp! vol.37]使いやすくて日本製! 多品種向けフィーダー【後編】/鈴野製作所「SVFシリーズ」

鈴野製作所(神奈川県秦野市、鈴野和仁社長)は、今年の初めにテーブルが振動するタイプのロボットシステム用パーツフィーダー「SVFシリーズ」を開発した。同社は半世紀以上の歴史を持つが、ロボット関連機器を発売したのは今回が初めて。「昨年までは、半導体の二次加工や組み立てなどを手掛ける町工場だった。自社で感じていた課題を解決できる製品なら、日本の多くの製造現場でニーズがあるはず」と鈴野勇樹氏は語る。

[注目製品PickUp! vol.37]使いやすくて日本製! 多品種向けフィーダー【前編】/鈴野製作所「SVFシリーズ」

鈴野製作所(神奈川県秦野市、鈴野和仁社長)は今年、ロボットピッキング用のパーツフィーダー「SVFシリーズ」を開発した。性能や機能に加え、使いやすさにもこだわった製品だ。「パート従業員でも扱える操作のしやすさが売りの一つ。欧州製フィーダーと比べれば価格も安く、日本製なのでサポートも安心」と鈴野勇樹氏は言う。

[注目製品PickUp! vol.36]産ロボ特化で簡単立ち上げ・高コスパ【後編】/コグネックス「AlignSight」

コグネックスのビジョンシステム「AlignSight(アラインサイト)」は、産業用ロボットや自動で位置決めができる可動式ステージ(自動ステージ)と組み合わせて使う専用のビジョンシステムだ。前編ではその機能や特徴を紹介した。後編では、同社の技術的な強みや、本社併設のショールーム「コグネックスラボ」の展示システムを通し、同製品の特徴を深掘りしていく。

[注目製品PickUp! vol.36]産ロボ特化で簡単立ち上げ・高コスパ【前編】/コグネックス「AlignSight」

今回取り上げるのは、米国コグネックスコーポレーションのビジョンシステム「AlignSight(アラインサイト)」。産業用ロボットとの組み合わせに特化した製品だ。ビジョンシステムには通常、外観検査やバーコード・文字の読み取りといった幅広い用途があるが、アラインサイトでは機能を絞ることで、「最上位機種と同等の性能と、ローエンド機種以下の低価格を実現した。用途が決まっているので、立ち上げ時の設定も簡単」と日本法人コグネックス(東京都文京区、ロバート・ウィレット社長)グローバルソリューションズ・プロダクトマーケティング部門の磯部龍樹シニアマネジャーは語る。

TOP