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注目製品PICK UP!

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[注目製品PickUp! vol.48]薄くて軽い減速機/ニッセイ「UXiMO 扁平・軽量タイプ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を取り上げる連載企画「注目製品PickUp!」。48回目は、ニッセイが今年11月に発売した「UXiMO(アクシモ)」ブランドの減速機の新製品「扁(へん)平・軽量タイプ」を紹介する。薄くて軽いのが最大の特徴で、小型・中型ロボットの関節軸や搬送ロボットの走行軸、サービスロボットなどが主なターゲット市場だ。

[注目製品PickUp!vol.47]物流のフレキシブルで高度な自動化 /EXOTEC「Skypodシステム」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、フランスに本社を置くEXOTEC(エグゾテック)の物流自動化ソリューション「Skypod(スカイポッド)システム」を取り上げる。日本支社「EXOTEC NIHON」の立脇竜社長は「ロボットという製品の販売ではなく、物流自動化ソリューション提案がビジネス」と言い切る。物流業界の現在のトレンド「Goods to Person(グッズ・トゥ・パーソン=G to P)」方式を体現し、物流ビジネスのフレキシブルで高度な自動化を実現する。

[注目製品PickUp! vol.46]畳1枚のスペースでバリ取りを自動化/ファインテクノ「FDM-002」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。46回目は、ファインテクノ(愛知県豊田市、大羽達也社長)が今年11月10日に発売した小型バリ取りロボットセルの新製品「FDM-002」を紹介する。自社開発のエアフロートアタッチメントを搭載したロボットがワーク(加工対象物)の形状に倣って刃具を押し当て、従来は人手に依存していたバリ取りの作業を自動化する。設置スペースが畳1枚以下に収まるコンパクトさが特徴で、工場が手狭な中小企業でも導入しやすい。

[注目製品PickUp! vol.45]横揺れを制する、逆転の発想/ピアブ・ジャパン「BGXシリーズ」

スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)が、袋物用の新型吸着パッド「BGXシリーズ」を発売した。従来製品よりも、対象物と接するリップ部が柔らかい。そのため、袋物のように柔軟な対象物にもしっかりと密着する。一般に柔らかい吸着パッドは、横方向への揺さぶりに弱い傾向がある。しかし、BGXシリーズは工夫を取り入れて、従来の同社製品と同等に揺さぶりに強い製品とした。

[注目製品PickUp! vol.44]ゴム人工筋肉 で柔軟性と強さを両立/ブリヂストン「ソフトロボットハンド」

世界的タイヤメーカーのブリヂストンは、タイヤで培った技術を生かし、新規事業にも積極的に取り組む。その一つがロボットハンドだ。独自のゴム人工筋肉(ラバーアクチュエーター)を活用し、柔軟性のあるソフトロボットハンドを開発した。「把持対象物にフィットする柔軟性と、重い物もつかめる強い把持力を両立した。複数の対象物を一度に把持するなど、他にはない使い方もできる」と探索事業開発第1部門兼ソフトロボティクス事業準備室の音山哲一部門長は話す。

[注目製品PickUp! vol.43]ワークも爪もこれ1台、導入しやすいパッケージ/松本機械工業「Smart Terrace」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」も43回目を迎えた。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市、松本要社長)が開発したパッケージシステム「Smart Terrace(スマートテラス)」を取り上げる。工作機械への加工対象物(ワーク)の供給やチャックの爪交換の作業を自動化でき、中小企業でも導入しやすいのが特徴だ。変種変量生産や多品種少量生産の自動化に力を発揮する。

[注目製品PickUp! Vol.42]小型・薄型はマブチのお家芸/マブチモーター「移動体(AGV・AMRなど)用モーター 」

マブチモーターが無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)に適した移動体用モーターの提案に注力し始めた。既に発売済みの「IS-94BZC」に加え、新たにより小型軽量で軽可搬向けの「IS-74BZA」と、高出力で高可搬向けの「IS-B5BZA」を開発し、それぞれ今年の夏と冬に発売する。「競合製品よりも小型、軽量で、コストパフォーマンスにも優れる。防水構造で屋外でも使え、AGVやAMR用モーターの決定版を目指した」とライフ・インダストリー事業部の宮島祐介副事業部長は自信を見せる。

[注目製品PickUp! Vol.41]メカ式でツール交換がシンプルに/イマオコーポレーション「SMARTSHIFT ロボットシステム」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、イマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)が取り扱う協働ロボット向けのツールチェンジャー「SMARTSHIFT ロボットシステム」を紹介する。協働ロボットの動きだけでエンドエフェクターを交換できるメカ式のロック機構を採用したのが特徴だ。エアや電気が不要なため、シンプルで導入しやすい。

[注目製品PickUp! vol.40]自作のようなロボットアーム/オリムベクスタ「OVR350K1」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、オリムベクスタ(東京都台東区、木方敬社長)が昨年末に発売した小型の垂直多関節ロボットアーム「OVR350K1」を取り上げる。モーターが共通する製品なら単軸ロボットから5軸のOVR350K1に至るまで、全て同じコントローラーで制御できるなど使い勝手の良さが特徴だ。自作ロボットを検討する顧客にも「ちょうどいい」スペックで、「導入しやすく、業種を問わず幅広い需要があり、潜在需要は非常に大きい」とみる。

[注目製品PickUp! vol.39]協働ロボの安全性確保/エクセル「CoboSafe」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、エクセル(さいたま市中央区、富樫昌之社長)が扱うドイツGTEの協働ロボット向けの衝撃力測定システム「CoboSafe(コボセーフ)」を取り上げる。協働ロボットは安全性が高いとはいえ、潜在的なリスクはある。衝撃力測定システムは、リスクアセスメント(リスクの確認や評価、対処)に重要な装置だ。協働ロボットの存在感が増す日本の工場で、安全性確保に貢献する。

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