生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

特集・トピックス

RECENT POSTS

[特集SIerになろうvol.12]SIerの負担を減らす製品が続々登場!

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が足りない――。それならば、SIerの手間が最小限で済むような製品の開発も重要だ。ロボットと周辺機器がある程度までパッケージ化してあれば、1から始めるよりもはるかに短い時間でロボットシステムを立ち上げられ、SIerはより多くの案件をこなせるようになる。それでもSIerの手が回らない場合は、導入する企業自身がシステム構築することもできる。人工知能(AI)技術や独自のプログラミング方法により動作プログラムの作成も簡単だ。[特集SIerになろうvol.12]では、SIerの負荷を軽減するパッケージ製品の中から、工作機械メーカーのオークマとFUJIによる2製品を取り上げ、その特徴や使い方を紹介する。

インドでBFWと提携/ユニバーサルロボット

デンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボットは2月4日、インド南部に位置する大手工作機械メーカー、バファラト・フリッツ・ウェルナー(BFW)と提携すると発表した。インド市場は最近、急成長を遂げている。中でも、その成長を支えているのは中小企業だ。ユニバーサルロボットは中小企業の支援を強化するため、BFWとの提携に踏み切った。

[特集SIerになろうvol.11]SIer育成の施設が全国各地に次々と

行政や公的機関の支援で産業用ロボットのショールームや研修施設の開設が全国で相次ぐ。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)育成を目的に研修会や講座を施設で開くケースも多い。中小規模のSIer企業は各地域に根付いて活動するため、全国各地への産業用ロボットの普及には地場のSIerの強化が欠かせない。2017年の経済産業省の補助金事業「ロボット導入促進のためのシステムインテグレータ育成事業」での事例や、公的団体が主体で運営する施設を中心に取り組みを紹介する。

[特集SIerになろうvol.10]SIer機能を獲得する商社【その2】/山善

工場の自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器に強い商社が、調達力やスケールメリット、物流網などの強みを生かし、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)業界に参入するケースが増えた。参入のアプローチはさまざまで、「特集SIerになろうvol.9」として前回取り上げたユアサ商事はSIerの新会社を立ち上げ、今回紹介するvol.10の山善は社内に専門の部署を創設した。戦略に違いはあるが、設備メーカーや既存のSIer、顧客の間に立ち、できることを少しずつ拡大しようと注力する点は同じ。人材不足という共通の課題も抱えるが、すぐそこにある需要を獲得するための投資を継続する。

[特集SIerになろうvol.9]SIer機能を獲得する商社【その1】/ユアサ商事

工場の自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器に強い商社が、調達力やスケールメリット、物流網などの強みを生かし、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)業界に参入するケースが増えた。参入のアプローチはさまざまで、「特集SIerになろうvol.9」として今回取り上げるユアサ商事はSIerの新会社を立ち上げ、vol.10の山善は社内に専門の部署を創設した。戦略に違いはあるが、設備メーカーや既存のSIer、顧客の間に立ち、できることを少しずつ拡大しようと注力する点は同じ。人材不足という共通の課題も抱えるが、すぐそこにある需要を獲得するための投資を継続する。

先の見えない時代の投資とは?日本市場開拓に本腰【後編】/ユルゲン・フォン・ホーレン ユニバーサルロボット社長

デンマークに本社を置くユニバーサルロボット(UR)が、日本支店を大幅に拡張するなど、日本市場の開拓に本腰を入れ始めた。URは安全柵なしで人と同じ空間で働ける協働ロボットのパイオニアで、世界トップシェアを誇るメーカーだ。ユルゲン・フォン・ホーレン社長は「設備投資に二の足を踏んでしまうような先の見通せない時代だが、われわれにとっては好機」と話す。その真意を聞いた。

溶接ロボット「MOTOMAN-SPシリーズ」に高速作業タイプを追加/安川電機

安川電機は、スポット溶接向けロボットシリーズ「MOTOMAN-SP」に、高速での作業に特化した「MOTOMAN-SP180H-110」を追加した。最大可搬質量180kgの「MOTOMAN-SP180H」をベースに開発し、可搬質量を110kgまで下げた代わりにアームがより機敏に動く。アームが届く範囲は2702mmと変わらず、軽い溶接用スポットガンで広範囲に溶接する作業を効率化できる。

コントローラー内蔵の6軸ロボットを発売/セイコーエプソン

セイコーエプソンは2月20日、6軸垂直多関節ロボットの新シリーズ「VT6L」を発売した。VT6Lはロボットを制御するコントローラーとロボット本体が一体化しているため、設置がしやすい。また、バッテリーからの電力なしでモーターの原点位置を記憶できるため、バッテリーが不要で交換の手間と費用がかからない。

[特集SIerになろうvol.8]工作機械からも参入【その3】/津田駒工業

[特集SIerになろう]のvol.6~8では、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)に参入した工作機械・関連機器メーカーの事例を取り上げる。工作機械とロボットはどちらも本体と周辺機器を組み合わせて使い、機械と電気の両方の技術が必要になる。自社の機械にロボットを組みつけて販売したことのあるメーカーにとって、SIer業界への参入障壁は高くない。産業用ロボットが使われる産業は幅広いが、工作機械・関連機器メーカーの強みを生かしどのような市場を狙うのか。【その3】では、石川県金沢市に本社を置く津田駒工業の大森充執行役員に話を聞いた。

段階的に学ぶAIで、ロボットシステムの調整時間を10分の1に/三菱電機

三菱電機は2月13日、独自の人工知能(AI)技術「Maisart(マイサート)」を改良し、機械学習の一種である「強化学習」にかかる時間の大幅短縮を実現したと発表した。改良されたAIでは、複雑な学習内容を細かく分けて単純化し、段階的に学習する。AI機能の一つである産業用ロボットの自動

TOP