生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

特集・トピックス

RECENT POSTS

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.8]第3ラウンドは本社へ、技師長職で社会活動【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第8回。小平さんは2005年に三菱電機の主管技師長となり、産学連携のプロジェクトなどに関わり始めた。

7~9月期、国内市場や機械加工向けは好調/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業取締役)は10月24日、2019年7~9月期の産業用ロボットの受注・生産・出荷実績を発表した。同工業会の正会員、賛助会員が対象。受注額は1706億円(前年同期比7.7%減)、受注台数は4万4275台(同13.5%減)。生産額は1724億円(同7.2%減)、生産台数は4万5148台(同15.0%減)。総出荷額は1759億円(同5.5%減)、総出荷台数4万6161台(同10.6%減)となった。

[MECT会場速報vol.2]主要メーカーのロボットが一堂に

10月23日からの26日までの4日間、名古屋市内のポートメッセなごやで工作機械の展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2019」が開かれている。産業用ロボットの専門展ではないが、自社製品とロボットを組み合わせ自動化システムとして展示する工作機械メーカーや測定機器メーカーが多く、会場内ではさまざまなメーカーのロボットを見ることができる。

[MECT会場速報vol.1]本日開幕!名古屋の工作機械展でロボット提案相次ぐ

本日、10月23日からの4日間、名古屋市内のポートメッセなごやで工作機械の展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2019」が開かれている。隔年開催で、西暦奇数年の工作機械展としては国内最大規模。今回展には過去最大の477社・団体が出展する。驚かされるのが会場内での産業用ロボットの多さだ。会場内の至る所で、工作機械や測定機器とロボットを組み合わせた提案が見られた。

[特別企画 新ロボット展 in 2020年愛知vol.5]RTJの成功に総力挙げる/愛知県機械工具商業協同組合

来年7月に開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)」への意気込みを聞くこの企画。5回目は出展者ではなく、共催者の愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、理事長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)の取り組みを紹介する。愛機工では現在、出展者の募集と来場者の動員活動に注力する。RTJの実行委員長を務める森田乾嗣モリタ社長は「愛機工の総力を挙げて、RTJを成功させる」と意気込む。注)新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「ロボットテクノロジージャパン2020」は開催中止となりました(4月13日修正)

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.7]ロボット事業を一本化、稲沢から名古屋へ【後編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第7回。2000年代に入るとシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)や海外代理店など、パートナー企業との関係性も大きく変わり始めた。

群馬・香川・東京でロボットSIer向けイベントを開催/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は11月12日に前橋市、同22日に高松市で「SIer's Day(エスアイアーズ・デイ)」を開催する。SIer協会の活動の周知やシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)同士の交流を図るイベントだ。群馬県のイベントでは、ロボットシステムの概要を決める構想設計の専門会社ロボコム(東京都港区)の天野真也社長が「未来のSIer像を考える~若者があこがれる職業へ」をテーマに講演。ロボットを導入した企業が自社の事例を紹介する。

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.7]ロボット事業を一本化、稲沢から名古屋へ【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第7回。三菱電機は1998年、事業強化のためロボット事業を名古屋製作所に一本化。小平氏も稲沢製作所のロボット部門の半数を連れて名古屋製作所に異動した。

23日から開催のMECT2019、新方式や新提案の自動化が目白押し

10月23日~26日の4日間、名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開かれる工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2019」では、新方式、新技術を採用した自動化提案が数多く披露される見通しだ。例えば、新方式の機上計測システムや、ツールプリセッターをロボットで全自動化したシステムなどが展示される。バリ取りや洗浄の自動化を提案する企業もある。人手不足が深刻化する中、製造現場の自動化は喫緊の課題だ。各社の最新の自動化提案は、MECT2019の大きな見どころの一つと言えそうだ。

TOP