簡単プログラミング機能が既存の産ロボにも/ABB
スイスに本社を置くABBは12月16日、専門知識がなくてもロボットの動作プログラムを作成できる「ウィザード・イージー・プログラミング・ソフトウエア」が産業用ロボット「IRB1100」に対応したと発表した。
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スイスに本社を置くABBは12月16日、専門知識がなくてもロボットの動作プログラムを作成できる「ウィザード・イージー・プログラミング・ソフトウエア」が産業用ロボット「IRB1100」に対応したと発表した。
電力機器・溶接機器大手でロボットメーカーでもあるダイヘンは12月10日、ロボットのプログラミングを直感的にできる「ジョイスティック・ペンダント『JoyPEN』(ジョイペン)」を12月から販売すると発表した。
MUJIN(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は12月15日、川崎市川崎区にあるコーナン商事のコーナン川崎ベイ流通センター内で、混載デパレタイズ(荷下ろし)ロボットを稼働させたと発表した。
運送会社の日本梱包運輸倉庫(東京都中央区、大岡誠司社長)は12月8日、三重県鈴鹿市の事業所に棚移動型の搬送ロボットを導入し、安全祈願式典を執り行った。導入したのは、物を保管する棚の下に潜り込み、棚ごと作業ステーションまで運ぶ搬送ロボットだ。インドのグレイオレンジ「Ranger(レンジャー)GTP」という製品で、棚200基に対し、9台を導入した。
デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR)は12月15日、協働ロボットの累計販売台数5万台を達成したと発表した。5万台目は、ドイツ企業のVEMA technische Kunststoffteileに納品された。
全日本空輸(ANA)と豊田自動織機は共同で、空港の地上業務自動化の実証実験を九州佐賀国際空港で行う。産業用ロボットや無人搬送技術を使い、スーツケースなどのコンテナへの積み付けから、同コンテナの搬送までの工程を自動化する。期間は12月14日から12月18日まで。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は12月8日、袋物用の吸着パッド「MXシリーズ」を発売したと発表した。
オーストリアに本社を置くFerRobotics Compliant Robot Technology(ファーロボティクス・コンプライアント・ロボット・テクノロジー)は10月1日、日本にリモートオフィスを設置した。12月11日に、オーストリア大使館商務部を通して開設を発表した。
製造業向けの業務システムなどを開発するニュートラル(名古屋市中区、小屋晋吾社長)は今年の11月から、「ロボットオペレーションラーニング」の提供を始めた。ロボットの操作方法をパソコン(PC)上で学習できるソフトウエアで、まるでスマートフォンのゲームのような感覚で基本的な操作方法を一から学べる。スマホ世代の若い新人にも扱いやすい、まさに「今どき」の教育ツールと言える。同社は顧客のロボットの運用状況などをヒアリングした上で、ニーズに合わせてカスタマイズして提供する考えだ。
ヤマハ発動機は12月14日、安全柵なしで稼動させられる協働ロボットの試作機を発表した。2021年に一部のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)やユーザーに試験的に使ってもらい、22年内の本格発売を目指す。同社が協働ロボットを開発するのは今回が初で、新規参入となる。