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2022.06.24

実機展示に大きな注目/第4回 今すぐ使える!IoT・AI・ロボット展

会場の神戸サンボーホール

 6月17日、第4回「今すぐ使える!IoT・AI・ロボット展」が神戸市の展示会場「神戸サンボーホール」で開催された。神戸市と新産業創造研究機構が主催し、2019年に初開催して以降毎年開催している。今回展は「今日から踏み出すDXの第一歩」をテーマに、44社・団体が出展した。地元である兵庫県の企業が多く出展した他、「神戸市・欧州パビリオン」でデンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボットなども出展した。

 兵庫県内での産業用ロボットや協働ロボットを対象にした展示会は珍しく、実機の展示に注目が集まった。機械商社の宮脇機械プラント(兵庫県明石市、岡本淳社長)は協働ロボットと台車を組み合わせたローディングシステムを出展した。会場の入り口付近にブースを構え、岡本社長自ら陣頭に立ってPRに力を入れた。

 ロボットシステムなどの工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器・システムや電源設備などを販売する常盤電機(兵庫県姫路市、常盤充社長)は、台湾テックマン製協働ロボットとデンマークのOnRobot(オンロボット)製ロボットハンドの実機を展示した。FA事業を統括する吉野剛第2事業本部長は「過去展にも出展したことがあるが、今回展はとても盛況」と語った。

  • ロボットゾーンにはとりわけ来場者が集まった

  • 協働ロボットを活用した出展が目立った

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