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2022.04.18

50kg可搬の協働ロボットパレタイザー開発に着手/iCOM技研

2030年に不足する人手644万人のうち、298万人分を生産性向上で補う必要があるという(同社ニュースリリースより)

 ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は4月13日、50kg可搬の協働ロボットパレタイザーの開発を開始したと発表した。
 倉庫で段ボール箱などを積み付けるロボットシステムだ。安全柵なしで使用できる協働ロボットを活用したパレタイザーの提案は増えているが、可搬質量に課題があった。協働ロボット最大手のデンマーク・ユニバーサルロボットの製品だと可搬質量は最大16kgで、高可搬機種をラインアップするファナックでも最大35kgまで。50kg可搬の協働ロボットパレタイザーはこれまでなかった。

 同社は今年8月の完成を目指し、ソフトウエアとハードウエアの双方から課題解決に向けた開発を進める。

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