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2018.11.01

機械商社が「7軸ロボットの活用」を説く理由/宮脇機械プラント

機械商社の宮脇機械プラント(兵庫県明石市、岡本淳社長)は、7軸ロボットを利用した自動化を積極的に提案する。現在は6つの回転軸を持つ6軸のロボットが主流だが、回転軸が一つ多い7軸ロボットなら腕をねじる独特の動きが可能だ。工作機械と組み合わせる場合、機械の正面ではなく横にロボット置いても、加工材料の付け外し作業ができる。「配置の自由度が高まり、機械正面をふさがないので人が作業する時の邪魔にもならない。中小企業の工場に最適なのは7軸ロボット」と岡本社長は話す。

ショールームを開設し、7軸ロボット提案

宮脇機械プラントは今年の春、約3000万円を投じてロボットシステムのショールームを開設した。8月2日と3日にはプライベートショーを開催し、当日は35度を超える猛暑にも関わらず400人の来場者が会場へ詰めかけた。

 このショールームで特に力を入れて提案するのが7軸ロボットだ。

 垂直多関節ロボットの主流は6つの回転軸を持つ6軸ロボットで、7軸ロボットはあまり普及していない。6軸に比べ3~5割ほどコスト高になる上、動きが遅い。それでも7軸を前面に強く押し出した理由は「人の作業スペースを確保できるから」と岡本淳社長は言う。

 工作機械や鍛圧機械などの部品加工工程で、加工材料の付け外しにロボットを使用する場合、6軸だと機械の正面にロボット本体を設置する必要がある。

 一方で7軸ならば腕全体をねじる動きが可能なため、正面ではなく機械の斜め前、場合によっては真横にも設置できる。
 これにより、人が作業することもある機械正面をふさがずに済み、フロアスペースに余裕がない工場でも柔軟な配置が可能になる。

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