矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長)は8月17日、無人搬送車(AGV)・自律移動型搬送ロボット(AMR)の国内市場の調査結果を発表した。
同調査によると、メーカーの出荷ベースでの市場規模は、2020年度が7055台(前年度比6.7%減)、161億5000万円(同14.2%減)。2021年度は6400台(同9.3%減)、158億7000万円(同1.7%減)と、2年連続で台数・金額とも前年割れとなった。新型コロナウイルス禍による設備投資の一時凍結や、半導体不足などが影響した。
同調査では2023年夏ごろまでは部品不足の影響が続くとみるが、人手不足感や設備投資意欲の高まりが需要増加を後押しし、2025年度には出荷数量9950台、出荷金額274億9000万円まで成長すると予測する。
市場規模は成長するものの、同市場への相次ぐ新規参入や新製品投入により、市場は今後飽和状態に近づくことも想定され、今後は製品同士の競争の激化が懸念される。
生産性3割向上! AGVで組み立て中の機械を搬送/DMG森精機
過酷な環境やクリーンルームに対応/ABB
超大型射出成形機用の取り出しロボットを発売/スター精機
協働ロボ用に吸着ハンドも使いやすさを追求/シュマルツ
[ロボットが活躍する現場vol.19]自社で立ち上げた、樹脂部品に価値を付加するロボット/hakkai
協働ロボットの新たな設計手法を提案/豆蔵、日本電産シンポ、三井化学
ロボットで次世代ライン、東京に展示場開設/チームクロスFA
物流倉庫の自動化ソリューションを提供する合弁会社を設立/椿本チエイン、KDDI
[注目製品PickUp!vol.47]物流のフレキシブルで高度な自動化 /EXOTEC「Skypodシステム」
産業用ロボットにはどういったタイプがあるのか。分類や定義、トレンド、歴史など、さまざまな観点から説明します。
“自社に合った、本当に役立つロボットシステム を導入するにはどうすればよいのか。その手順や気を付ける点などを解説します。
「産業用ロボットの導入コストはどれくらい?」。ロボット本体やシステム構築に掛かるコストの目安や考え方を紹介します。
産業用ロボットには専門用語がたくさんあります。企業のホームページやカタログを読む際に役立つ基本用語を説明します。
アクセスランキング
データベース更新情報
1.欧州最大のロボット展、過去最多の来場者で盛況【前編】/automatica 2025
2.[ロボットが活躍する現場 vol.48]社内で運用しやすい自動化を/ウエルダー北沢
3.「簡単で使いやすい」を高度な技術で実現する【前編】/ファナック 安部健一郎 常務執行役員
4.「簡単で使いやすい」を高度な技術で実現する【後編】/ファナック 安部健一郎 常務執行役員
5.[2023国際ロボット展リポートvol.26] それぞれのアプローチでロボット普及を推進/パナソニックHD、KUKA、ハイウィン、ファーロボティクス、山洋電機、NEDO
フエニックス・コンタクトの情報が更新されました。
高丸工業の情報が更新されました。
フジ矢の情報が更新されました。
DOBOT JAPANの情報が更新されました。
シナノケンシの情報が更新されました。
ロボットダイジェストのパートナーメディア「月刊生産財マーケティング」。工作機械や関連機器のマーケティング誌で、最新技術やメーカー各社の販売戦略、分析記事など、ものづくりに携わる方々に有益な情報が満載です。2025年7月号の特集は「プレス・板金加工の真価~人手不足、環境問題に挑む~」です。電子版も販売しております。詳しくは当欄の下部から。