2018.11.26
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原発の廃炉作業向けロボットを開発/スギノマシン

 スギノマシン(富山県魚津市、杉野太加良社長)は11月20日、原発の廃炉作業などに使うアーム搭載の自走式小型ロボットを開発したと発表した。

 横幅80㎝、高さ105㎝で、重機が入れない狭い空間でのがれきの撤去など、さまざまな作業が可能。可搬重量は100kg(アーム伸長時50kg)。ジョイスティックで遠隔操作する。移動機構はクローラー(無限軌道)式で、凹凸のある地面を走行でき、300mmの段差を越えられる。このようなロボットの量産は国産では初という。

 発売は2019年4月。初年度に3台、以降は年間10台の販売を目指す。価格は5000万円から。

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