植物工場向けの新型ロボットを開発/HarvestX
植物工場向けの授粉・収穫ロボットを開発するHarvestX(ハーベストX、東京都文京区、市川友貴社長)は11月16日、従来の実証試験機より可動性と効率性を高めた新型の自動栽培ロボット「XV2」を開発したと発表した。
XV2は多段の栽培装置に対応し、磁気誘導方式による自律走行が可能。収穫トレイの交換機能を搭載し、収穫物の積載量が増加した。 同社は2020年8月に設立されたベンチャー企業。葉物野菜の植物工場は多いが、受粉は自動化技術が確立されていなかったため、受粉が必要な果菜類(果実を食べる野菜)の植物工場はほとんどない。同社はロボット技術により、受粉まで含めた果菜類の完全自動栽培を目指している。