性能高く値段は「そこそこ」、ロボット用3Dカメラ発売/東京ロボティクス
東京ロボティクス(東京都新宿区、坂本義弘社長)は1月15日、3次元(D)カメラ「Torobo Eye(トロボアイ)SL40」を発売した。縞模様など決まったパターンの光を照射し、その歪みを検出して奥行きを計測するストラクチャードライト(SL)方式の製品だ。容器に乱雑に入った物をつかみ上げるばら積みピッキングや、外観検査などの用途に使用できる。
手首取り付けに最適
2月16日~18日の午前には、事前予約者を順々に同社に招いて社内デモ会を実施。千葉市美浜区の幕張メッセで3月9日~12日に開催予定の「国際食品・飲料展(フーデックス)」にも出展し、同製品を披露する。 「わが社はこれまで研究室向けのロボットを開発してきたが、トロボアイは製造現場にも提案する。顧客からの要望に応じて、他の計測方式や、据え置き型の製品なども検討したい」と坂本社長は話す。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)