[注目製品Pick Up！vol.1]“安全”だけが協働ロボットではない／ユニバーサルロボット「eシリーズ」【後編】
ユニバーサルロボット（東京都千代田区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー）の協働ロボット「eシリーズ」は、2018年８月に出荷を開始した新製品だ。従来のシリーズ「CB３」の上位機種に当たる。前編では新たに追加した安全機能などを紹介したが、「eシリーズのロボットを通して安全性だけが協働ロボットの特徴ではないことも同時に知ってもらえれば」と山根剛北東アジアゼネラルマネージャーは語る。
協働ロボが満たすべき４要件
ユニバーサルロボットの 「eシリーズ」は、既存の「CB3」の上位機種。どちらも安全柵なしで設置できる協働ロボットだ。 eシリーズでは安全性が大きく向上したが、「安全性だけが協働ロボットの特徴と思われたくない」と語る山根ゼネラルマネージャーは言う。 同社が考える協働ロボットが満たすべき要件は次の４つ。 ①安全性 ②プログラミングのしやすさ ③配置の柔軟性 ④迅速な立ち上げ 「安全性だけでなく、これら全てを満たして初めて、本当の協働ロボットとわれわれは定義している。これらの特徴をさらに強化したのがeシリーズ」と山根ゼネラルマネージャーは話す。
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