[ショールーム探訪vol.46]自動化ニーズが高い作業をデモで実演/AiTEN「日本支社ショールーム」
ソフトからハードまで一貫提供
フォークリフトメーカーを前身とするアイテンは、中国国内でAMRやAGFのニーズが高まり出した2017年に設立された。22年ごろから海外進出に着手し始め、23年9月に日本法人を設立。昨年11月にオフィス兼ショールームを開設し、本格的に日本市場の開拓をスタートした。
フォークリフトの製造で培ったノウハウを生かし、開発から製造、組み立てまで一貫して手掛ける生産体制を敷く。制御に使うソフトウエアも自社で開発しており、トータルソリューションで搬送の自動化を提案できる。
「製造工程の一部を外部に委託している企業が多い中、わが社はソフトからハードまで一貫して手掛けている。低コスト化や納期の短縮を実現できる上、部品交換などの要望にも迅速に対応できる」と周セールスマネージャー。
この生産体制を強みに、1~2台程度の少数で導入するケースが多い日本市場の顧客にも、フォークの幅や厚さといったカスタマイズに柔軟に応じる。周セールスマネージャーは「日本の生産現場に特化したAGF、柔軟なカスタマイズ対応、走行ルートを柔軟に変更できる拡張性が高いソフト――この3つを提供できるのがわが社の強み」と語る。
今後は物流展など国内の展示会への出展を通じて認知度の向上に力を注ぐ。周セールスマネージャーは「日本の顧客は実際の製品を見なければ導入に至らない。わが社が提案する日本市場向けのラインアップを網羅的に展示しているのは国内でここだけ。実機やデモ、テストを経て、納得した上で自動化の導入を決断できるような場所にしたい」と力を込める。
[取材記者より]
自動化や物流関連の展示会で目にする機会が増えたAiTENのAGFだが、実機やデモを実際に見学できる国内施設は日本支社ショールームだけという。しかも、展示機は全て日本の生産現場のニーズを反映して開発したものだ。「限られた人手を重筋作業から解放したい」、「薬品や危険物の搬送を自動化したい」などの現場の困り事を解消するヒントが、ここには詰まっていると感じた。
施設概要
名称:日本支社ショールーム
所在地:名古屋市港区善北町21
見学予約については同社ウェブサイト内「お問い合わせフォーム」から
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