2026.04.10
★お気に入り登録

[ロボットが活躍する現場 vol.57]3台1組のロボットチームがきつい作業を肩代わり/伊藤製作所

できることをもっと増やしたい

「3台のロボットを連携させるのに苦労した。今後はロボットにできることを増やしたい」と語る伊藤裕之相談役

 伊藤製作所がロボットを導入したのは今回が初めてで、伊藤相談役自らが自動化システムを構築した。数あるロボットメーカーの中からデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)の6軸垂直多関節ロボットを選んだ。実際に組み立てる部品を使ったデモンストレーションによる提案や、ソフトウエアの扱いやすさが決め手となった。

 「デンソーウェーブのソフトが扱いやすかったのもあり、ロボット単体を動かせるようにするのはそれほど難しくなかった。しかし、ロボット3台を一度に連携させて動かすのに苦労した」と伊藤相談役は振り返る。

 稼働後はロボットを支える架台が動作時の揺れに耐えられず少しずつ位置がずれてしまう問題が生じたが、架台を追加して増強したことで解決した。

現在は専用機が組み付けしているガイド部品

 ケーブルのガイド部品にはさまざまな形状があり、中には伊藤相談役が設計した専用機で組み付けるものもある。専用機を使い始めてから20年以上が経過したのもあり、現在専用機が担当している部品の組み付けをロボットに任せることを視野に入れる。「スカラロボットの選択肢もあったが、さまざまな部品に対応できるよう6軸垂直多関節ロボットを導入した。ロボットにできることをこれからどんどん増やしたい」と力を込める。

★お気に入り登録

BASIC KNOWLEDGE