RTJ出展者インタビュー/豊電子工業、ハーモニック・ドライブ・システムズ、DOBOT JAPAN、フジキカイ
認知度の向上につながる
DOBOT JAPAN
池川 隆一 カントリーマネージャー
――会社概要を教えてください。
わが社は中国の深センに本社を置くロボットメーカーです。低可搬から高可搬まで幅広い協働ロボットのラインアップを持つのが特徴です。今年、自社初めてのヒューマノイド「ATOM(アトム)」を中国で発売しました。加えて6足歩行のロボットも今後発表する予定です。これで、今まで以上に多様な産業分野のお客さまに向けてロボットソリューションを提案できるようになるでしょう。また、わが社は名古屋市東区に「名古屋テクニカルセンター」を持つため、中部地区のお客さまへのサポート体制が整っているのも強みです。
――RTJ2024は国内の代理店と共同出展しました。
前回展は国内の代理店3社と共同で出展し、多くのお客さまに来場いただきました。協働ロボットはどんな使い方ができるのかや、どんな工程に活用できるのかなどの問い合わせをたくさん頂戴しました。RTJをきっかけにわが社の製品に興味を持ってくださったお客さまが、名古屋テクニカルセンターに足を運ぶという良い相乗効果も生まれました。日本法人を立ち上げたのが2023年でしたが、RTJ2024の出展を機にわが社の認知度が向上した実感があります。
――RTJ2026に出展を決めた経緯を教えてください。
今回展はDOBOT JAPANとして単独で出展します。製品のラインアップが増えたことでエンドユーザーの裾野が広がっているため、お客さまに直接製品の魅力や特徴を訴えかけたいと思ったからです。また、ロボット産業に特化したメディアを運営するニュースダイジェスト社が主催している点も、RTJに出展を決めた理由の一つです。日々情報を発信しているメディアがあるからこそ、会期中にかかわらず継続的な自社のPRにつながると考えています。
――RTJ2026の展示コンセプトの構想はありますか。
ロボットによる無人の工場を表現する予定です。多種多様な協働ロボットに加え、ヒューマノイドのアトムや6足歩行ロボットなどの新しい製品も含めてわが社のラインアップを満遍なく展示します。ヒューマノイドはまだどのような使い方ができるか検証段階にあります。アトムはあらゆる製造現場での活用を見越して設計しているため、展示を通して生産現場での具体的な活用イメージをご提案できればと思っています。
ユーザーの裾野を広げる
――RTJ2024に出展した時の反響はいかがでしたか。
RTJ2024では磁力で浮上したシャトル(製品を載せて移動する台座)がループ上を走行する「リニア搬送包装システム」を展示しました。この他、シャトルに搭載したカメラでリニア搬送の動きを体感できる仮想現実(VR)体験コーナーも設け、多くのお客さまに足を運んでいただきました。RTJは自動車部品や機械部品加工に関わる来場者が多いため、「包装機械ってこんなことができるんだ」と注目していただきました。普段関わりがないお客さまとコンタクトを取ることができ、引き合いにもつながったと実感しています。
――RTJ2026に出展を決めた経緯を教えてください。
今まで取引がなかった産業分野にまで事業の裾野を広げていきたいと考えたからです。わが社はパンやお菓子など、一つずつ微妙に大きさや形が異なるものでも柔軟に包装してきたノウハウと実績があります。しかし、機械部品や自動車部品業界のお客さまには自動化に対する特有の課題があると考えています。そこで、会場ではわが社が自動化提案をするだけでなく、来場者の皆さまからもより良い製品開発につながるヒントを得たいです。
――RTJ2026ではどんな製品を展示する予定ですか。
今回展では新たに構築したリニア搬送包装システムを紹介する予定です。シャトルを一方向だけではなく縦横無尽に動かせるのが特徴で、一つ一つのシャトルを回転させたり速度を変えたりと自在に制御できます。コンベヤーを使うという今まで当たり前とされていた搬送の概念を変えたいです。加えて、協働ロボットが段ボールをパレットに積み付ける「協働ロボットパレタイザー」と、自律走行型搬送ロボット(AMR)を組み合わせた自動化システムの展示も予定しています。包装から搬送まで複合的に対応できる点をアピールしたいです。
(ロボットダイジェスト編集部)
※この記事は、「ロボットテクノロジージャパン2026」公式サイトで連載している「出展者インタビュー」を再編集したものです。同展はロボットダイジェストを運営するニュースダイジェスト社が主催しています。

