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2021.10.22

イベント

[特集MECT2021 vol.6]ローディングだけじゃない

ヒト用の工具をロボ用に

日東工器はロボット用ベルトサンダーでバリ取りを提案

 ベルトサンダーや電動ドライバーなどを製造、販売する日東工器(1C37)も、バリ取りの自動化を提案する。ブース内に3台のロボットを設置。ファナック製ロボットを使ったシステムでは、ツールチェンジャーでワークハンドリング用のハンドやロボット用ベルトサンダー「ベルトン」などを付け替えながら、バリ取りをイメージしたデモを披露した。
 「来場者からの反響は大きく、ロボットや自動化への関心は高い」と中日本支社の中川原清隆販売推進課長は言う。

コラボでAI外観検査システムを展示

ダイドーブースにあるMusashi AIとコラボしたAI外観検査システム

 工作機械で部品を製造した後には、部品の検査が必要になる。会場内には、部品検査の自動化システムを展示する企業もあった。
 ダイドー(1B29)は「FA&ロボット+AI」をテーマに、さまざまな企業とのコラボレーション展示を披露した。その一つが、Musashi AI(ムサシエーアイ、愛知県豊橋市、村田宗太社長)とコラボした、人工知能(AI)外観検査システムだ。かさ歯車の歯の検査デモを披露する。
 その他にも多様な企業と連携し、AIを使ったピッキングシステムなども展示する。

 「vol.7」以降も、会場内で見つけたロボットシステムやロボット用の周辺機器などを次々に紹介していく。

(ロボットダイジェストMECT取材班)

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