[SIerを訪ねてvol.16]難しい仕事が「飯のタネ」、駆け込み寺のSIer【後編】/コスモ技研
「見える」「つながる」「止まらない」
スマートファクトリーの事例(提供)
同社が目指すスマートファクトリーのコンセプトは「見える」「つながる」「止まらない」。顧客の工場内のロボットや各種設備にカメラやセンサーを搭載し、稼働状況を可視化する。これらをネットワークでつなぎ、関係者がタイムリーに情報を把握できる体制を整える。稼働状況が分かれば、より適切なタイミングでの設備保全が可能になり、突発的な設備の故障を未然に防げる。
顧客と同社をネットワークでつなげば、万が一設備が故障した場合でも、同社が遠隔で故障の原因を突き止めて改善策や修正案を提示し、早期復旧に向けたサポートができる。
「IoT技術を取り入れたスマートファクトリーを構築することで、設備が止まってもすぐに復旧できる体制作りを支援したい」と柴田部門長は述べる。
――終わり
(ロボットダイジェスト編集部 桑崎厚史)
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