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　中国に本社を置くHAI ROBOTICS（ハイロボティクス）の日本法人、HAI ROBOTICS JAPAN（ハイ・ロボティクス・ジャパン、埼玉県三芳町、新井守社長）は、自社の作業ステーションに他社の仕分けロボットを組み合わせたデモシステムを構築した。 　同社は搬送だけでなく、棚に直接コンテナを出し入れできる自律移動型のケース・ハンドリング・ロボット「HAIPICK（ハイピック）」シリーズなどを製造する。ハイピックシリーズは最大10mの高さの棚から自動ピッキングでき、倉庫内の空間を有効活用できる。 　他にも７月に発売した可搬質量1000kgのAGV「HAIFLEX（ハイフレックス）」を出展するなど、革新的な物流システムを訴求した。 　またピッキング作業の効率を高めるため、同社の作業ステーションにプラスオートメーション（東京都港区、山田章吾社長）の仕分けロボット「t-Sort（ソート）」シリーズを組み合わせた。 　「倉庫の保管効率やロボットの搬送速度も重要だが、ユーザーが特に重視するのは作業ステーション。他社の製品と連携して、商材を取り出した後の作業も自動化できる事例を示したい」と新井社長。