DOBOTの強みを関西のイベントでPR/DOBOT JAPANほか
DOBOT製品の扱いやすさを“知ってもらう”
DOBOTの代理店であるTechShare(テックシェア、東京都江東区、重光貴明社長)は9月10日、「DOBOT Engineering Day(エンジニアリングデイ)」を大阪市北区のグランキューブ大阪で開催した。 ロボットによる自動化システムの導入を検討するエンジニアを対象に、ワークショップを中心に同イベントを構成した。4軸卓上ロボット「MG400」の実機操作ができた他、6軸卓上ロボット「DOBOT Magician(マジシャン)E6」をはじめとしたDOBOT製品の実機展示も行った。 「『作業の自動化はしたいが、どのように自動化すれば良いか分からない』という方が、実機操作を通じて具体的な導入イメージを持ってもらえれば」とテックシェアのマーケティングチームに所属する菊池孝宜さんは言う。
ワークショップでは、参加者はまずアームを直接動かして動作を覚えさせるダイレクトティーチングを通じて操作の基本を学んだ。その後、動作制御ソフトウエア「DOBOT Studio Pro(スタジオプロ)」を使い、アームの2点間移動やサクションカップ(吸盤、吸着カップ)によるワーク搬送の制御プログラムを作成、実行した。 DOBOTスタジオプロは、ロボットの動作内容が記されたブロックをパソコンの画面上でドラッグ・アンド・ドロップするだけで、ロボットの動きをプログラミングできる扱いやすさが強み。初めは思うようにワークの把持や搬送ができなかった参加者も、ものの30分後にはスムーズに把持と搬送ができるようになっていた。 同社は東京本社オフィスと名古屋オフィス、大阪オフィスのそれぞれで定期的にDOBOT製品の操作体験などができるワークショップを開催しており、今年は仙台市や愛知県刈谷市でも開催した。「ワークショップを通じてDOBOT製品の魅力を知ってもらい、導入を拡大したい」と菊池さんは意気込む。
(ロボットダイジェスト編集部 斉藤拓哉、西山勝哉)