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2026.04.16
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[特別企画 第5回高校生ロボットSIリーグに迫るvol.1]ひたむきさでつかんだ最優秀賞/蔵前工科高校

 続けてチームの3年生それぞれにも話を聞いてみた。

 今主税さん「大会当日のプレゼンテーションを担当しました。プレゼンも競技とは別の重要な得点源です。当日は緊張もありましたが、それよりも伝えたいとの気持ちの方が強く、練習の成果を出せたと思います」

 佐々木聖人さん「人工知能(AI)技術を利用した画像認識が担当でした。結果的には高い精度でボトルを認識できましたが、学校と現地では照明など環境が違うので、最終調整まで気が抜けませんでした」

プレゼン担当の今主税さん(写真左)
画像認識担当の佐々木聖人さん

 鈴木雷大さん「シミュレーション担当として、CAD(コンピュータ設計支援)ソフトウエアを使って3Dモデルを作り、データ上でシステム動作を検証しました。ティーチング(教示)担当としっかり連携して進めました」

 村上颯さん「ティーチングを担当しました。システムのスペースには制約があるため、レイアウトやロボットの動作についてとにかくたくさんのアイデアを出し、1つずつ検証してベストな方法を模索しました」

シミュレーション担当の鈴木雷大さん
ティーチング担当の村上颯さん

 3年生が主要メンバーとしてシステム構築に臨んだが、2年生3人もデータ取りや当日のプレゼンのサポートなどで活躍したようだ。2年生も「今度はティーチングを担当してみたい」「次回も最優秀賞を目指し、さらに次の学年に託したい」と口々に話す姿が頼もしい。

蔵前工科高校の3年生と2年生、増田泰治先生、サポーター企業の興和オプトロニクスが一丸となって最優秀賞を勝ち取った

 今年の高校生ロボットSIリーグは12月12日と13日の2日間で開催される。場所は愛知県常滑市の展示会場「Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ、愛知県国際展示場)」。果たして今年はどんなドラマが待ち受けるのか。これから8カ月をかけて繰り広げられる、高校生たちの熱戦を見届けたい。

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