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将来はOEM供給も、専用機メーカーが物流自動化に本腰/竜製作所

専用機メーカーの竜製作所(名古屋市南区、石田恭一郎社長)が物流倉庫の自動化提案に本腰を入れている。自動搬送ロボットを開発、製造、販売する米国のスタートアップ企業であるインビアロボティクスの代理店として、日本での輸入販売に力を注ぐ。自動搬送ロボットを中核とした倉庫内物流システムの提案や導入支援などを担う専門部署を組織した他、実機見学が可能なショールームも名古屋市内に設立。日本の物流現場の省人化や業務効率化に貢献しながら販売実績を積み重ね、将来的にはインビアロボティクスのロボットを日本市場でOEM(相手先ブランドによる生産)供給する狙いだ。

「デジタルSIer」を全国に/アイキューブデジタル

安川電機とYEデジタルが出資するアイキューブデジタル(北九州市小倉北区、竹原正治社長)は、製造業向けIT技術に特化した「デジタルSIer(システムインテグレーター、エスアイアー)」として、生産計画や設備稼働を管理するシステムを開発、提供する。今年5月には日之出水道機器(福岡市博多区、浅井武社長)の佐賀工場で、鋳造の段取り作業を省力化。「デジタルSIerの考え方を全国に広めたい」と竹原社長は話す。

SIerの豊電子工業と菱和電機がパートナーに/リモートロボティクス

リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は7月6日、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)と菱和電機(東京都千代田区、田口陽一社長)の2社が技術パートナープログラム「Remolink Partners(リモリンクパートナーズ)」に参画したと発表した。

要素技術・部品で自動化が変わる【後編】/日本ものづくりワールド

6月19日~21日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第36回日本ものづくりワールド」が開催された。機械要素技術展や設計・製造ソリューション展など10の展示会を合同開催したもので、3日間合計で6万6895人が来場した。会場には無人搬送車(AGV)自律走行型搬送ロボット(AMR)の展示もあり、人手不足を解消するソリューションとして注目を集めた。

要素技術・部品で自動化が変わる【前編】/日本ものづくりワールド

6月19日~21日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第36回日本ものづくりワールド」が開催された。機械要素技術展や設計・製造ソリューション展など10の展示会を合同開催したもので、3日間合計で6万6895人が来場した。ロボットメーカーが出展する展示会ではないが、機械部品メーカーが自社部品を使ったロボットシステムを紹介するなど、ロボットに関する展示もあった。

[進化する物流vol.12]都内にデモルームを開設、国内売上高300億円を目指す/EXOTEC NIHON

フランスの物流ロボットベンチャー企業EXOTEC(エグゾテック)の日本法人、EXOTEC NIHON(エグゾテック・ニホン、東京都港区、立脇竜社長)は6月28日、東京都江東区に「東京デモセンター」を開設した。「EXOTECがデモ専用施設を開設するのは今回が世界で初めて。日本では今後5年間で年間売上高300億円、マテハン機器業界のトップ5を目指す」と立脇社長は語る。

[ロボットが活躍する現場vol.28] いずれ来る人手不足に備えて/オースズ

オースズ(横浜市港北区)はトルクヒンジなどの機構部品を製造する。従来は機構部品の組み立て工程の大部分が手作業だったが、2018年に自動化ラインを完成させた。組み立てからグリスの塗布、カシメ、部品の可動部のトルク測定までの一連の作業を自動化した。その自動化ラインはオースズの内製というのが驚きだ。鈴木瑞貴社長は「人手不足に備えて作業の自動化に取り組んだ。限られたリソースで生産性を高めたい」と語る。

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