
「3D品質検査ロボットセル」で検査速度が10倍に/ABB
スイスに本社を置くABBは7月28日、新たにラインアップに加わった「3D品質検査(QI)ロボットセル」により、一般的な3次元(D)測定機の10倍の速度での製品検査が可能になったと発表した。ロボットアームの先端に白色光光学センサーを搭載し、検査対象の部品の表面形状を取得。設計データと比較することで、欠陥や傷などを検出できる。検査対象物を載せる回転テーブルなどと組み合わせて使え、検査対象の大きさに制限はない。
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スイスに本社を置くABBは7月28日、新たにラインアップに加わった「3D品質検査(QI)ロボットセル」により、一般的な3次元(D)測定機の10倍の速度での製品検査が可能になったと発表した。ロボットアームの先端に白色光光学センサーを搭載し、検査対象の部品の表面形状を取得。設計データと比較することで、欠陥や傷などを検出できる。検査対象物を載せる回転テーブルなどと組み合わせて使え、検査対象の大きさに制限はない。
半導体や電子部品、電子機器を扱う商社のリョーサンは、今年1月から協働ロボットの輸入販売を始めた。扱うのはドイツのFranka Emika(フランカ・エミカ)と、中国の新松機器人自動化(新松)の協働ロボットだ。両ブランドならではの特徴を生かした提案で、市場開拓を目指す。
無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」シリーズなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は8月18日~28日、ウェブ上と東京都江東区に新設したショールーム「キャリロイノベーションセンター」で、自社製品を一堂に紹介するイベント「ZMP World(ワールド)2020」を開く。
半導体や電子部品、電子機器を扱う商社のリョーサンは、今年1月から産業用ロボットの輸入販売を始めた。扱うのはドイツのFranka Emika(フランカ・エミカ)と、中国の新松機器人自動化(新松)の協働ロボットだ。同社が両ブランドの協働ロボットを選んだ決め手とは――。
NECは7月27日、ロボットに動作を記憶させるティーチング作業を自動化する人工知能(AI)技術「目標指向タスクプランニング」を開発したと発表した。この技術を使えば、現場の作業者が作業目標を指示するだけで、その目標を達成するための動作命令をAIが自動作成し、ロボットに実行させられる。
関西大学の高橋智一准教授は、物を吸い着ける方法として負圧に着目し、使い勝手のいいグリッパーを研究する。タコの吸盤を模したグリッパーを紹介した前編に続き、後編では極小の弁(マイクロバルブ)を使ったグリッパーを紹介する。軟らかい物でもつかみやすく、落としにくい構造で、医療関係者も関心を寄せる。
2000年代から現在までは、第3次人工知能(AI)ブームと言われる。1950~60年代の第1次ブームの技術的な特徴は「推論と探索」。コンピューターが自ら推論を立て、問題に対する解を探索する。しかしゲームなど明確なルールの下でしか解を出せず、実用性は乏しかった。第2次ブームは80年代~90年代前半で、「知識表現」が特徴だった。コンピューターに専門知識とルールを入れることで、専門家のような判断ができる。機能に限界はあったが産業界でも使われた。
産業機械部品などを輸入販売するキャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、山下宏社長)は7月20日、産業用ロボットなどを囲む安全柵用のドアシステム「コンバインド ヒンジ/スライド・ドア」を国内発売した。ヒンジ式のドアとスライド式のドアを融合させたシステムで、本体パネルにスライドレール、支柱にヒンジを付加した。
世界中のベンチャー企業の中から有望な企業を探せるサービス「ZUVA(ズウバ)」を運営するZuva(東京都中央区、桜井崇之社長)は8月6日、中国のロボットベンチャー企業3社を招いてウェブイベントを開く。
モーションリブ(川崎市幸区、溝口貴弘最高経営責任者<CEO>)は7月17日、市販の協働ロボットに力触覚機能を付与する遠隔操作ロボット用の集積回路(IC)チップ「AbcCore」を開発したと発表した。