小型ロボット「OVR」シリーズの動作範囲を拡大/オリエンタルモーター
今回発売したスカラロボット2機種は全方位動作が可能で、従来はアプローチしにくかった場所にもアプローチができる。一般的なスカラロボットに比べて薄型で、上下方向に狭い空間でも使いやすい。OVR3046K10-Hは最大リーチが460mmで最大可搬質量は10kg。OVR3070K3-Hは最大リーチが700mmで最大可搬質量は3kg。どちらも天つりでも使える。
ELシリーズはOVRだけでなく他のロボットも搭載できる昇降装置で、ストロークは50mm~300mmをラインアップする。ロボットのケーブルも昇降機内部に通すことができる。同社のコントローラー1台でスカラロボットと昇降機の他、同社のモーターを使った電動グリッパーなど最大2軸を制御できる。