小型ロボット「OVR」シリーズの動作範囲を拡大/オリエンタルモーター
オリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は4月25日、小型ロボット「OVRシリーズ」の3軸水平多関節(スカラ)ロボット「OVR3046K10-H」と「OVR3070K3-H」、OVRと組み合わせて使える電動昇降装置「ELシリーズ」を発売した。
今回発売したスカラロボット2機種は全方位動作が可能で、従来はアプローチしにくかった場所にもアプローチができる。一般的なスカラロボットに比べて薄型で、上下方向に狭い空間でも使いやすい。OVR3046K10-Hは最大リーチが460mmで最大可搬質量は10kg。OVR3070K3-Hは最大リーチが700mmで最大可搬質量は3kg。どちらも天つりでも使える。
ELシリーズはOVRだけでなく他のロボットも搭載できる昇降装置で、ストロークは50mm~300mmをラインアップする。ロボットのケーブルも昇降機内部に通すことができる。同社のコントローラー1台でスカラロボットと昇降機の他、同社のモーターを使った電動グリッパーなど最大2軸を制御できる。
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