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2022.04.12

協働ロボットで麺ゆでの自動化を提案/富士工業所、プレミアエンジニアリング

 富士工業所(東京都荒川区、渡辺恭介社長)とプレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)は4月上旬、ロボットを使った自動麺ゆでシステムの共同提案を始めた。富士工業所はゆで麺機など厨房機器のメーカーで、プレミアエンジニアリングは台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットの一次代理店。
 富士工業所のゆで麺機と、先端にざるを装着した協働ロボットを組み合わせたシステムで、麺ゆでや湯切りなどの作業を自動化できる。ロボットの架台は可動式で、時間帯によって設置場所を変えるなど、柔軟に運用できる。
 千葉県松戸市にあるロボットの展示施設「未来のひろば」で開発・検証したシステムで、プレミアエンジニアリングなどと共に同施設を運営するロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のレステックス(千葉県松戸市、斉藤圭司社長)も開発に協力した。

 4月13日~15日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる展示会「2022麺産業展 ~そば・うどん~」の富士工業所ブースで初披露する計画だ。

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