生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2021.06.10

活用事例

産ロボなどで省人化、関西物流センター稼働/ファンケル

 ファンケルが大阪府門真市に新設した「ファンケル関西物流センター」が6月8日に稼働した。地上4階建てで、延べ床面積は1万7051㎡。投資額は約40億円。

ピッキングロボットは2台導入

 パレット(荷役台)から箱を荷下ろしするデパレタイズ作業や、出荷製品をピッキングする作業に産業用ロボットを活用。関東物流センターと比較して、必要な人手を約40%減らした。
 その他、2460パレットを収容できるパレット自動倉庫や、1万7280ケースを収納するケース自動倉庫などを導入し、関東物流センター比65%減の人員で補充作業でこなせるようにした。

 新型コロナウイルスの感染拡大や次世代通信規格(5G)の普及に伴う通信販売需要の増加に対応し、九州や四国、中国エリアでも翌日配送を実現する。

TOP