FA向けに注力! 工場やAGVに「目」を付ける/キヤノン
映像からデータ化
「映像データをそのままモノのインターネット(IoT)基盤上に載せると容量が大きくなりすぎるが、画像処理で意味のあるデータだけ抽出すれば扱いやすい」と枝窪副事業本部長は言う。その他、ロボットで物をつかみ上げて所定の位置に置くピック&プレース作業の対象物認識にも使える。 ビジョンエディションを発売したのは18年だが、昨年10月にはデンマークのユニバーサルロボット製協働ロボットと連携させやすい「ビジョンエディションU」を発売。昨年末にはデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、中川弘靖社長)の小型協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」に内蔵する「ビジョンエディションC」もラインアップに加えた。