生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

特集・トピックス

RECENT POSTS

ロボット、カメラと連携して安定稼働/NTN

NTNは9月29日、ロボットピッキング用の部品供給機(パーツフィーダー)「TRINITTE(トリニッテ)」を開発したと発表した。回転角を検出するセンサー(エンコーダー)を内蔵し、トリニッテとロボット、部品位置を検出するカメラを連携接続することで、フィーダー上を流れる部品を停止させることなく安定して連続ピッキングできる。

専門展で見た取り出しロボットの最新提案/名古屋プラスチック工業展2021

「名古屋プラスチック工業展2021」が9月29日~10月1日の3日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された。会期3日間で約1万人が来場した。会場ではプラスチック部品を成形する射出成形機や、成形したプラスチック部品を取り出す専用ロボットなどの展示が目立った。

[人事]新社長に吉田剛氏/イグス

10月1日付で、ドイツの樹脂部品メーカーイグスの日本法人イグス(東京都墨田区)の社長に吉田剛(よしだ・つよし)氏が就任した。吉田新社長は日立製作所、IBMビジネスコンサルティングサービス、シュナイダーエレクトリックホールディングスなどを経て、2008年に入社したABB日本法人では取締役バイスプレジデントなどを務めた。

世界でも珍しい? 中村留が機内ロボット開発/中村留精密工業

工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村健一社長)が、多品種少量生産向けの自動化戦略を強化している。①スピード②スペース③フレキシビリティー(柔軟性)――の3つの切り口で自動化機器を開発し、今年7月には省スペースと柔軟性を兼ね備えた機内ロボット「Flex Arm(フレックスアーム)」を発売。被加工物(ワーク)とチャックの爪交換を自動化できる。中村匠吾専務は「世界でも珍しい製品」と強調する。

ロボティクス大賞の事例内覧会を開催/プラスオートメーション

プラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)と富士ロジテック・ネクスト(静岡市清水区、鈴木孝明社長)は9月24日、神奈川県厚木市にある富士ロジテック・ネクストの厚木金田物流センターで内覧会を開催した。日本ロジスティクスシステム協会主催の「2021年度ロジスティクス大賞」を受賞した物流向けサービスの事例を披露し、24社が参加した。

産ロボ市場に本格参入、減速機の新ブランド立ち上げ/ニッセイ

減速機や歯車メーカーのニッセイが今年9月に新ブランド「UXiMO(アクシモ)」を立ち上げ、産業用ロボット向け減速機の市場に本格的に参入した。クランクシャフトを利用した偏芯揺動型の差動減速機構を採用しており、高剛性と高トルク、大きな中空径の3つを特徴に持つ。同社は歯車事業との相乗効果を生かしながら、小型・中型サイズの産業用ロボット市場に攻勢をかける。

TOP