産業機器事業の拡大へ、SIerのROSECC買収/極東産機
極東産機は2020年9月18日、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のROSECC(ロセック、名古屋市名東区、矢本洋一社長)を完全子会社化すると発表した。ロセックの親会社でプレス加工機メーカーのエイチアンドエフ(福井県あわら市、柿本精一社長)から10月1日付で、発行済み株式を100%取得する。取得額は公表していない。
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極東産機は2020年9月18日、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のROSECC(ロセック、名古屋市名東区、矢本洋一社長)を完全子会社化すると発表した。ロセックの親会社でプレス加工機メーカーのエイチアンドエフ(福井県あわら市、柿本精一社長)から10月1日付で、発行済み株式を100%取得する。取得額は公表していない。
豊田自動織機の社内カンパニー、トヨタL&Fは9月24日、エントリーモデルの無人搬送車(AGV)「キーカート」のラインアップを拡充。これまで最大可搬質量500kgだった同シリーズに、1000kgまで運べるタイプを新たに開発し、全国40社の取扱店で販売を開始した。
ロボットアームの先端に取り付けるエンドエフェクタ―を製造するデンマークのOnRobot(オンロボット)は9月18日、研磨用のユニット「OnRobot Sander(オンロボットサンダー)」を発売した。
ロボットの制御システムなどを開発するキビテク(東京都品川区、林摩梨花最高経営責任者<CEO>)は9月18日、シンク・アイホールディングス(福岡市博多区、京谷忠幸社長兼CEO)とウイルテックを引受先とする6840万円の第三者割り当て増資を実施した。
国際ロボット連盟(IFR)は9月24日、2019年の産業用ロボットの導入実績を台数ベースで発表した。同年には世界で37万3000台が新たに導入された。前年比12%減だったものの、過去3番目の高水準を記録した。
物流向けの搬送ロボットシステムなどを手掛けるGROUND(グラウンド、東京都江東区、宮田啓友社長)は9月18日、搬送ロボットシステムの研究や開発をするR&Dセンター「playGROUND(プレイグラウンド)」を拡張した。同施設は千葉県市川市にあり、今回の拡張で床面積は従来の約100㎡から7倍の約700㎡となった。
THKは9月、電子部品を搬送して組み立てるピック&プレースロボット「PPR」の受注を開始した。微細な電子部品を吸着して持ち上げ、搬送して組み立てる。各種センサーや制御ユニットがオール・イン・ワンになった、電子部品組み立ての専用ロボットだ。電子部品に掛かる微小な力を測定するセンサーを搭載。部品へのダメージを抑えながら、高速搬送ができる。
ABBは9月14日、自動車の車体に直接色や柄をインクジェット印刷する技術「PixelPaint(ピクセルペイント)」を発表した。従来、車体をツートンカラーなどに塗装をする際は、1色目を塗装した後、2色目の塗装部位以外を覆うマスキングをして、2度目の塗装をしていた。
東京都中小企業振興公社は10月2日の午後2時半から、ウェブセミナー「第3回ロボット導入・活用セミナー」を開催する今回のテーマは、安全柵で囲まずに人と同じ空間で使える協働ロボット。
産業用ロボットや工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)に関連する各種機器を製造するファナックは9月16日、技術情報を発信するウェブサイト「ファナック・デジタル・トランスフォーメーション・カスタマー・エンゲージメント(FANUC DXCE)」を公開した。