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「紙のロボダイ」紹介記事

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[ショールーム探訪vol.21]パッケージの強みを体感/レステックス「未来のひろば」

台湾の協働ロボットメーカー、テックマン・ロボットの代理店を務めるレステックス(千葉県松戸市、斉藤圭司社長)は2023年10月、本社併設のショールーム「未来のひろば」を拡張し、リニューアルオープンした。以前と比べて床面積が約2倍となったショールームでは、TM-Robot(ロボット)を使った複数のデモシステムが常時並ぶ。駅から2分というアクセスのしやすさも魅力だ。

[ロボットが活躍する現場vol.32]状態にばらつきのあるエアコン室外機を自動分解/パナソニックエコテクノロジー関東

パナソニックエコテクノロジー関東(PETECK<ピーテックケー>、茨城県稲敷市、小林靖弘社長)は2023年6月、同社の家電リサイクル工場に「エアコン室外機外装自動分解システム」を導入した。人手作業で負担の大きいエアコン室外機の解体作業をロボット化した。小林社長は「エアコン解体の処理量を上げるには、ロボットを活用した工程の自動化が必要だった。使用済みの家電は1つ1つが異なる状態で廃棄されるため、それらを効率的に処理するために工夫を凝らした」と話す。

内覧会で協働ロボットシステムの新製品を発表/オークマ

大手工作機械メーカーのオークマは11月14日~17日の4日間、創業125周年を記念した内覧会「オークママシンフェア(OMF)2023」を愛知県大口町の本社で開催した。計25台の工作機械や多彩な自動化ソリューションが展示されたが、中でも注目を集めたのは移動式の協働ロボットシステムの新製品「OMR20」だった。

[注目製品PickUp! vol.60]自動車向けのAGVメーカーが開発した物流向けの新製品/愛知機械テクノシステム「低床リフターAGV」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」も、とうとう60回を迎えた。今回は無人搬送車(AGV)メーカーの愛知機械テクノシステム(名古屋市熱田区、小川実社長)が発売した新製品「低床リフターAGV」を取り上げる。

[注目製品PickUp!vol.59]独自構造の多関節ロボットでロボット業界に挑む/ローレルバンクマシン「xLobomo」

大手通貨処理機メーカーのローレルバンクマシン(東京都港区、池辺正社長)は、初の試みとして産業用ロボットの開発に取り組む。その第1弾が8軸多関節ロボット「xLobomo(クロスロボモ)」だ。新開発の「xMotion(クロスモーション)構造」で、従来の垂直多関節ロボットとは一線を画する動作を可能にした。開発者である次世代第2研究所の繁田知秀シニアエキスパートは「他社のロボットと明確な違いを出すために、独自構造のロボットを開発した」と語る。

遠隔ロボットでデータセンター保守の実証実験を開始/NTT Com、東京ロボティクスほか

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTT Com、東京都千代田区、丸岡亨社長)や東京ロボティクス(東京都文京区、坂本義弘社長)は共同で、データセンターの運用保守業務にリアルタイム遠隔制御ロボットを活用する実証実験を10月に開始する。アームの先端にカメラとライトを搭載した移動式ロボットを使い、サーバーの稼働状態を示すランプの確認などを遠隔地から行う。「将来的にはデータセンターの保守運用だけでなく、さまざまな分野にロボットのリアルタイム遠隔制御を提案したい」とNTT Comの新規事業責任者の丸山純平主査は意気込む。

[ショールーム探訪vol.17]顧客の声ダイレクトに拾い上げる/シュンク・ジャパン「CoLab」

ドイツに本社を置くエンドエフェクターやツールホルダーのメーカー、シュンクの日本法人シュンク・ジャパン(東京都品川区、星野泰宏社長)は7月14日、本社併設のロボットアプリケーション(応用事例)センターでありショールームでもある「CoLab(コラボ)」をオープンした。CoLabは、顧客と真のコラボレーション(コラボ)を図り、よりダイレクトに声を拾い上げるために、シュンクがグローバルに展開する戦略的な施設だ。足を踏み入れれば多数のアプリケーションが並び、ロボットを使う想像力を刺激される場所だった。

[活躍するロボジョvol.23]品質評価で性能向上に貢献する/川崎重工業 近藤千恵さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第23回は、川崎重工業で、産業用ロボットシステム製品の品質評価を担当する近藤千恵さんを紹介する。近藤さんは今年3月まで産業用ロボット用コントローラーの設計を担当していた。「万が一、品質評価に通らなかった時はただ突き返すだけでなく、設計の立場に寄り添って一緒に知恵を絞りたい」と話す。また、品質評価と並行して要素開発もする。品質評価であぶり出した課題や要素開発で得た知識を生かして、製品の性能向上を目指す。

[ロボットが活躍する現場vol.28] いずれ来る人手不足に備えて/オースズ

オースズ(横浜市港北区)はトルクヒンジなどの機構部品を製造する。従来は機構部品の組み立て工程の大部分が手作業だったが、2018年に自動化ラインを完成させた。組み立てからグリスの塗布、カシメ、部品の可動部のトルク測定までの一連の作業を自動化した。その自動化ラインはオースズの内製というのが驚きだ。鈴木瑞貴社長は「人手不足に備えて作業の自動化に取り組んだ。限られたリソースで生産性を高めたい」と語る。

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