売上高、利益ともに中間期では過去最高を更新/ダイフク
ダイフクは11月8日、2024年12月期第2四半期(中間期、24年4月~9月)の決算説明会をオンラインで開催した。
同社は今期から決算期を3月期から12月期に変更しており、受注高は24年3月期中間期(23年4月~9月)と比べ13.5%増の3339億円だった。北米で空港向けシステムが大きく伸長した他、一般製造業や流通業、半導体生産ライン向けが堅調に推移した。
売上高は同7.6%増の3026億円、営業利益は同100.1%増の381億円、経常利益は同83.3%増の381億円、純利益は同109.2%増の297億円と増収増益を記録。いずれも中間期では過去最高を更新した。原材料や人件費の高騰に伴うコスト増加分の価格転嫁が進展し、収益性が改善した。
また、24年12月期の連結業績は受注高が5900億円、売上高が5500億円と8月に発表した予想額を据え置いた。一方、営業利益は8月予想時から80億円増の640億円、経常利益は同70億円増の660億円、純利益は同65億円増の485億円と見通した。
下代博社長は「来期は各部門ともに順調な伸びが期待できる。人工知能(AI)関連も含めた半導体生産ライン向けで韓国などが業績を押し上げるだろう」と話した。
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