「大変なことも多いだろうが、気持ちだけでも『後継者』でいて欲しいです」(藤田社長)
今後、ずっと斉藤さんがロボットを操作するわけにはいかない。ただ、専門性の高い設備はどうしても一部の人しか触らなくなる。担当者以外にとって、ロボットは「自分には関係ない物」となってしまう。それを避けたいという。
「ロボットの操作などに関する知識は、これからいろんな所で役立つスキルになるはず。だから一人でも多くの作業者に経験を積んでもらいたい。もしかしたら、今のパソコンのように、使えて当たり前の時代が来るかも」(藤田社長)