ノルウェーに本社を置くオートストアは10月27日、自動倉庫「オートストア」の処理能力を高める制御ソフトウエア「Router(ラウター)」を開発したと発表した。オートストアのオプションとして提供する。
オートストアは、上から垂直にコンテナを出し入れする構造の自動倉庫だ。棚と棚の間の通路が不要になるため、同じ面積で従来の棚や自動倉庫より多くの荷物を収納できる。
コンテナの出し入れは収納スペースの上を走行するロボットが担う。ロボットの数を増やせば入出庫の処理能力を高められる。
しかし、従来のソフトで100台以上のロボットを制御すると、最も効率的な走行ルートの割り出しなどが困難になり、ロボットの台数と処理能力が比例していなかった。この課題を解決したのがラウターだ。
ラウターを使用すれば、100台以上のロボットを導入しても、台数に応じて処理能力を高められる。
「オートストアは収納量や処理能力を柔軟に拡張できる自動倉庫。ラウターができたことで、より大規模な施設や高い処理能力が求められる流通センターにも対応しやすくなった。オートストアは日本でも既に40システム以上の実績があるが、販売をさらに加速させたい」とカール・ヨハン・ライアー最高経営責任者(CEO)は述べた。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
大阪大学発ベンチャー、ハンドに近接覚センサー提案/Thinker
3社連携で協働ロボ普及へ、検証施設を開所/バイナス
製造業の集積地で、協働ロボや新規参入に人だかり
バイスメーカーが提案する多品種少量生産の自動化とは【前編】/酒井正一ナベヤ常務
最大リーチ量1700mmの協働ロボットを発売/DOBOT
マイクロソフトのスタートアップ支援プログラムに採択/ラピュタロボティクス
[注目製品PickUp!vol.64]どんなものでも振るってピック!/アジリル「Asycube(アジキューブ)」
低全高ロボットパレタイザーを販売/スター精機
満を持して登場!三菱電機が協働専用ロボ、2019iREX出展後に発売も【前編】/三菱電機 武原純二ロボット製造部長
産業用ロボットにはどういったタイプがあるのか。分類や定義、トレンド、歴史など、さまざまな観点から説明します。
“自社に合った、本当に役立つロボットシステム を導入するにはどうすればよいのか。その手順や気を付ける点などを解説します。
「産業用ロボットの導入コストはどれくらい?」。ロボット本体やシステム構築に掛かるコストの目安や考え方を紹介します。
産業用ロボットには専門用語がたくさんあります。企業のホームページやカタログを読む際に役立つ基本用語を説明します。
アクセスランキング
データベース更新情報
1.過去最多の48社が出展、名古屋で商品説明会/日本ロボットシステムインテグレータ協会
2.要望取り入れ開発加速、製造業の展示会が複数開催
3.[進化する物流vol.22]多数のマテハン機器で運用方法を検証、物流倉庫向けショールーム開設/TOYOROBO
4. [特集 2023国際ロボット展vol.7]トレンドは「ソリューション提案」/ロボットメーカー
5.[2023国際ロボット展リポートvol.19]ロボットにプラスαで機能を付与/ATI、ワコーテック、三共製作所、木村洋行、テイアイテイ、リモートロボティクス
TOYOROBOの情報が更新されました。
松下工業の情報が更新されました。
フエニックス・コンタクトの情報が更新されました。
高丸工業の情報が更新されました。
フジ矢の情報が更新されました。
ロボットダイジェストのパートナーメディア「月刊生産財マーケティング」。工作機械や関連機器のマーケティング誌で、最新技術やメーカー各社の販売戦略、分析記事など、ものづくりに携わる方々に有益な情報が満載です。2025年8月号の特集は「伸びる市場を見極めよ~不確実な時代に立ち向かう~」です。電子版も販売しております。詳しくは当欄の下部から。