2020.10.19
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ケーブル挿入システムを開発、自社のビジョンセンサー活用/クラボウ

クラセンスとロボットと力覚センサーを組み合わせた

 クラボウは10月19日、自社の3次元ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を使った「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」の受注を開始した。  このシステムは、クラセンスとセイコーエプソン製の小型ロボット、力覚センサーなどを組み合わせたもの。  複数の細いケーブルを平面状に束ねたフラットケーブルを、コネクターに挿入する作業を自動化する。クラセンスでケーブルを認識し、ロボットでつかんで、力覚センサーで篏合(かんごう)できているか確認しながらコネクターに差し込む。

フラットケーブルを認識し、つかんで差し込む

 柔軟物・不定形物の認識を得意とするクラセンスの強みを生かしたシステムだ。ビジョンセンサーによる認識に通常必要な、事前の形状登録も必要ない。  販売価格は2000万円(税別)から。2024年度に10億円の販売を目標とする。  11月5日・6日には、同製品に関するウェブセミナーも開催する。詳細情報や申し込みはクラセンス製品サイトから

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