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　川崎重工業は12月12日、ロボットシステムの構築や検討が簡単にできる産業用ロボット向けプログラミング支援ソフトウエア「neoROSET（ネオロゼット）」の国内販売を開始した。今後、国外でも順次販売する。

　ネオロゼットはシンプルで使いやすいユーザーインターフェース（UI、機器やソフトの操作画面）が特徴で、利用者は直感的な操作でロボットプログラムを作成できる。また、CAD（コンピューター支援設計）ファイルの読み込み機能を標準搭載しており、ロボットや周辺機器のレイアウトも簡単に作成できる。現実空間の情報を仮想空間に再現する「デジタルツイン」技術で現実の工場設備を仮想空間に再現し、ロボットプログラムの作成からシミュレーションまでの工程を仮想空間上で実行することで、システムの立ち上げ時間を削減する。 　同社は今後、さらなる利便性の向上を目的に、ロボット用自動ティーチング（教示）ソフト「KCONG（ケイコング）」の教示機能をネオロゼットに統合する。

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