「今年は1兆500億円」、賀詞交歓会で受注見込み発表/日本ロボット工業会他
1月11日に都内で、ロボット関連3団体の新春賀詞交歓会が開かれた。冒頭のあいさつで、日本ロボット工業会の橋本康彦会長(川崎重工業取締役)は「今年は前年比4%増の1兆500億円の受注を期待する」との見通しを発表した。
3団体が合同開催
日本ロボット工業会と製造科学技術センター(理事長・斉藤保IHI会長)、マイクロマシンセンター(山中康司デンソー副社長)は1月11日、都内ホテルで「平成31年ロボット関連3団体新年賀詞交歓会」を開いた。
2年連続の受注1兆円越を見込む
冒頭であいさつに立った日本ロボット工業会の橋本会長は「昨年の受注額は初めて1兆円を超え、1兆100億円となった。米中貿易摩擦の懸念はあるが、世界的に自動化に対する投資意欲は高く、今年の受注額は前年比4%増の1兆500億円を期待する」との受注の見通しを発表した。 また、「業界活性化に向け『市場拡大』『イノベーションの加速化に向けた産学連携の推進』『国際標準化の推進』に引き続き取り組んでいきたい」との方針を述べた。
ロボットは無くてはならない中核技術
WRS2020に向けて
にぎわう会場
会場には昨年からロボット工業会内に設立されたFA・ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)の会員らの姿も多く、昨年を超える約580人の来場者で会場は大いににぎわった。
(ロボットダイジェスト編集部)